
先日正式発表された2021年最新Galaxyフラッグシップ、Galaxy S21シリーズ。
同シリーズは事前リーク通り、無印のGalaxy S21とS21+は前モデルから大幅にプライスダウンとなり、これ自体はかなり歓迎されています。
しかし今回、このこれらのモデルが前モデルより安価になった理由の一つ、と思われる興味深いカメラセンサーについての情報がでてきました。
上の画像がWeiboユーザーが投稿していたもので、スペックをまとめると:
Galaxy S21 Ultraのカメラスペック:
- 108MP 標準(S5KHM3)、PDAF、FOV 83°、OIS、F1.8、 0.8µm
- 12MP 超広角(IMX563)、12MP Dual Pixel AF、FOV 120°、 F2.2、 1.4µm
- 10MP 望遠1(S5K3J1)、3倍スーム、Dual Pixel AF、 FOV 35°、OIS、F2.4、1.22µm
- 10MP 望遠2(S5K3J1)、10倍ズーム、ペリスコープ型、Dual Pixel AF、FOV 10°、OIS、F4.9、1.22µm
- 40MP 前面(S5KGH1)、PDAF、FOV 80°、F2.2、0.7 µm
Galaxy S21/S21+のカメラスペック:
- 12M 標準(IMX555)、Dual Pixel AF、FOV 79°、OIS、F1.8、1.8µm
- 12MP 超広角(IMX563)、FF、FOV 120°、F2.2、1.4µm
- 64MP 望遠(S5KGW2)、3倍ズーム、PDAF、FOV 76°、OIS、F2.0、0.8µm
- 10MP 前面(IMX374)、Dual Pixel AF、FOV 80°、F2.2、1.22µm
Galaxy S21/S21+のリアカメラは2/3が前モデルと同じセンサー
ご覧のようにGalaxy S21 Ultraのカメラではソニー製センサーは超広角のIMX563のみ。
一方、Galaxy S21/S21+では標準(IMX555)、超広角(IMX563)、前面カメラ(IMX374)と4つのカメラのうち3つがソニー製センサーとなっています。
ちなみに以下はGSMArenaが掲載していたGalaxy S20シリーズのカメラセンサー詳細。

Galaxy S21 Ultraは前モデルS20 Ultraと同じセンサーは一つも使われていません。
一方、Galaxy S21/S21+はメインカメラとズームカメラのセンサーがS20シリーズから据え置き、つまりリアカメラの3センサーのうち、2つのセンサーが前モデルと同じ、ということになります。
しかもメインセンサーが前モデルと同じ、というのはちょっと意外です。
Galaxy S21/S21+は前モデルから最大で2割程度安くなっており、これについては充電器といった従来の付属品を削ったことや、SoCのコストダウンが背景にあるとも言われています。
(Galaxy S21 Ultraは若干価格アップといった感じ)
しかし、確かにそれだけではそこまでのコストカットはできないはず。
一方、カメラセンサーの半分を前モデルから使いまわしをしているのであれば、かなりの製造コストダウンになるはず。
同じセンサーを2世代に渡って使うことは必ずしもマイナスではないと思います。
実際、Pixelシリーズなどは3世代に渡って同じカメラセンサーを使い続けており、それでもカメラの評価は常に上位です。
ただ、安い価格にはそれなりの裏付けがある、というのはおそらく事実ではないでしょうか。

コメント
それを知ったらますます買いじゃなくなりますね。サムスン、本当に迷走していますね。
とりあえずの価格を抑えるだけのモデルチェンジじゃ、消費者はいらない。
120HZ対応は動画についてもそれがあっても今のユーチューブなどはそこまで対応していないみたいだから関係ないみたいで、メリットがあるのはゲームをやる人だけみたいだし、無理に対応しなくても良いと思います。
それより、カメラの性能が据え置きでも、カメラを取るとどうしてもデータ量も増えるから、マイクロsdカードを残した方が良かったと思います。
エクスペリアの方に期待がかかりますね、今回は。今回のギャラクシーs21シリーズにはがっかりです。