サムスンが来年1月中盤に正式発表する新型フラッグシップ、Galaxy S21シリーズ。
同シリーズにはいつも通り国・地域によってクアルコムのSnapdragon搭載版とサムスンの自社製チップ、Exynos搭載版が展開され、S21シリーズではSnapdragon 888かExynos 2100か、ということになります。
そして今回、このExynos 2100を搭載したGalaxy S21 Ultraのものとされるベンチマークスコアが発見されました。
以下はExynos 2100を搭載したGeekbenchにおけるCPU性能ベンチマークスコア↓

Galaxy S21 Ultraはベースモデルのメモリは12GB RAMとなりそう。

測定結果はまだ4つですが、いずれもマルチコアのスコアは3000ポイント前後。
これは今年のハイエンドに搭載のSnapdragon 865とほぼ同レベル、もしくはXperia 1 IIやXperia 5 IIと比べると低いくらいのスコアで、大きな進化は期待できない、ということに。
一方、以下はSnapdragon 888を搭載したGalaxy S21シリーズのベンチマークスコア。

こちらも平均すると3000ポイントを少し超えるくらいのスコアとなっており、Exynos 2100と大きな違いは見られません。
つまり、現時点でGalaxy S21シリーズの性能はExynos版もSnapdragon版も今年のSD865搭載のGalaxy S20シリーズと比べてベンチマーク上の性能では大きな進化は期待出来ない、ということに。
ただ、SD888に関しては同チップを搭載した他メーカーのモデルでも同じようなスコアが見つかっており、これはGalaxyだけのことではなさそうです。
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