6月中旬にリリースされるドコモ2017夏モデルのひとつ、Xperia XZ Premium。
ベンチマークサイトにもちょくちょくと計測値が掲載されるようになってきていますが、このドコモ版SO-04JのGeekbenchにおけるスコアでちょっと気になる点がでてきまた。
まず、以下は海外シングルSIM版、G8141の期近25回分の計測結果:
平均を取るとシングルコアは1906、マルチコアは6257となっています。
また、若干のばらつきはありますが、ほぼ安定的に6000以上のスコアを出しています。
一方、以下はドコモ版SO-04Jのスコア:
こちらの平均値はシングルコアが1882、マルチコアが5388となっており、海外版と比べるとシングルコア・スコアは誤差の範囲ですが、マルチコアでは2割近くもスコアに差がある、ということになります。
また、海外版と異なり、6000以上のスコアは皆無。
もちろん、ドコモ版XZPはまだ計測結果の数が限定的なので誤差が大きい可能性は否定できません。
また、SO-04Jはおそらくメディア向けモデル、あるいはデモ機で測定されたものだと思います。
店頭のデモ機は常に発熱状態下にあるので実際の製品版よりもベンチスコアが低めに出るということはよくあること。
よって現時点で結論を出すのは時期尚早ですが、ちょっと気になる点であることは確か。
ちなみに海外版のXperia XZ Premium (G8141)はGalaxy S8/S8+やHTC U 11などといった他のS835搭載機と比べてもスコアに遜色はなく、むしろ平均値ではライバル機種より高いくらいです。
また、同じドコモのGalaxy S8 SC-02JやGalaxy S8+ SC-03Jと海外版Galaxy S8/S8+ではざっと見た限りではほとんどスコアに差はありません。
うーん、ドコモがいらないプリインストール・アプリや独自ファームウェアで余計なことをしていなければ良いのですが。
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