サムスンの最新フラッグシップ、Galaxy S21シリーズ。
国内でもドコモとauがS21、S21+、S21 Ultraの3機種を取り扱うことが確定しており、あとは正式発表を待つばかり、といった状況です。
そんなGalaxy S21シリーズの上位モデル、Galaxy S21 Ultraについてちょっと気になる統計結果が掲載されていました。

これはAntutuが毎月集計・発表しているベンチマークスコアの平均値。
ご覧のようにSnapdragon 888を搭載したすべてのモデルが70万点以上となっているのに対し、Galaxy S21 Ultraだけが約68万点という平均値。
他のSD888搭載機が71~72満点台の狭い範囲に収まっているのに対し、トップのiQOO 7を比べると5万点近いスコア差が出ています。
また、このスコアはKirin 9000搭載のMate 40 Proより低く、SD865のアップグレード版、SD870と大きな差がありません。
SD888版のGalaxy S21シリーズはGeekbenchでのベンチマークスコアでも同様の現象が報告されています。

Galaxy S21シリーズの性能はSD888搭載ライバル機種より1割以上低いかも。ベンチマーク比較
サムスンの最新フラッグシップ、Galaxy S21シリーズ。国内でもドコモからはSO-51B、SO-52B、SO-53Bとして、auからはSOG09、SOG10、SOG11としてGalaxy S21、S21+、S21 Ultraの3モデルす...
Galaxy Sシリーズのベンチマークスコアが他のSD800番台搭載機種と比べて低い、というのは実はSD865搭載の前シリーズ、Galaxy S20シリーズでも観測されています。
一方、実使用においてこのSD865/SD888搭載のGalaxy Sシリーズが他機種と比べて特に動作速度が遅い、といった報告はほとんど見られません。
そういった意味で特に心配をする必要はないと思われますが、理由については知りたいところです。
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