
1300万人以上のチャンネル登録者数を抱える世界トップクラスのユーチューバー/レビューアー、MKBHDことMarques Brownlee氏。
今回、同チャンネル上に毎年恒例のスマートフォン・カメラ評価トーナメント、「Blind Smartphone Camera Test 2020」の結果を掲載していました。
同氏自身も言っているように、この評価・比較は科学的なアプローチによるものではなく、あくまで一般ユーザーが2択でどちらの写真が好みかを投票していく、というもの。
ただ、機種名はユーザーには分からないブラインドテスト形式となっています。
参加モデルは以下の16機種。

Moto Edge+
iPhone SE
Mate 40 Pro
Poco F2 Pro
Oppo Find X2 Pro
Xperia 5
Surface Duo
Xperia 1 II
Xiaomi Mi 10 Ultra
Oneplus 8 Pro
iPhone 12 Pro Max
Oneplus 8T

初戦の結果 ↓

一回戦の結果ではミッドレンジのPixel 5が強豪Oppo Find X2 Proを破ってるのがちょっと意外。
また、iPhone 12 Pro MaxがOneplus 8Tに敗北しています。
Xperia 1 IIは相手がSurface Duoという事でこれはラッキーな一勝といった感じでしょうか。
2回戦の結果↓

DXOMarkでトップ評価のMate 40 ProはMoto Edge+に勝利。これは予想通りの結果といったところ。
一方、DXOMarkで120ポイントのPixel 5が115ポイントのASUS Zenfone 7 Proに敗北。
Xperia 1 IIはDXOMarkでランキング2位のXiaomi Mi 10 Ultraに敗北していますが、これは相手が悪かった、といった感じでしょうか。
また、Galaxy Note 20 UltraはiPhone 12 Pro Maxを破ったOneplus 8Tに勝利しています。

3回戦の結果↓

ここでZenfone 7 ProがMate 40 Proに勝利、という大番狂わせが発生。
一方、ブロック2(右側)についてはDXOMarkの評価通りXiaomi Mi 10 UltraがGalaxy Note 20 Ultraを破っています。
決勝戦の結果↓

なんとASUS Zenfone 7 ProがXiaomi 10 Ultraを撃破!得票率は54%とそれほど大きな差ではありませんが、今回の投票は合計1000万以上だったとのころ。つまり、4%差でも統計的には十分有意だと思います。
一般ユーザーの「パット見評価」とはいえ、ASUS Zenfne 7 ProはDXOMark上のトップ1と2と直接対戦して勝利、ということになり、これはかなり大きな快挙と言えるのではないでしょうか。
なお、このブラインドテストは今回で3回目とのことで、過去に同じメーカー/ブランドが優勝した例はないとのこと。また、ユーザー数では圧倒的なiPhoneが優勝した例もないとのことです。
コメント