
Xperia 1 IIで初搭載、Xperia 5 IIでも継続搭載されている「HSパワーコントロール」。
具体的にはゲームなどの特定アプリ使用時にバッテリーをバイパスして電源供給するとこで発熱やバッテリー劣化を防ぐと言う優れた機能です。
これ、バッテリー消費の激しいゲームなどをする際には非常にありがたい機能で、Xperia 1 II/5 IIで搭載された最も優秀な機能の一つ、といっても過言ではないと思います。
そしてこの「HSパワーコントロール」とほぼ同じ役目をするバイパス充電機能が先日正式発表された中国のNuabiによる最新ゲーム用スマホ、RedMagic 6/6 Proにも搭載されていることが明らかになりました。

「TencentRed Magic Game Phone 6の革新的に開発された充電分離テクノロジーは、バッテリーをバイパスして、バッテリー消費の激しいゲーム中に端末に直接電力を供給することができます。」とのことで、まさにHSパワーコントロールの役目そのもの。
このRedMagic 6はSD888搭載の2021年ゲーミングスマホとしては初のモデル、ということになりますが、スマホ初の165Hzリフレッシュレートや120W充電、18GB RAM(Proモデル)など、色々と新技術が詰め込まれていると言う印象です。
Nubia Technologyは元々はZTEの子会社としてスタートしたようですが、現在は一応独立した企業となっている模様(もしくは関連企業?)。
なお、このRedMagicシリーズは過去のモデルは日本でも地味に販売されています。
よって、今回のRed Magic 6についても国内展開される可能性は十分にあると思われます。
ちなみにバッテリーをバイパスする電源供給機能はASUS ROG Phone 3が昨年後半のアップデートで実装し、これで3メーカー目、ということに。
よって、同技術を導入するのにおそらく特許上の制約などはないと思われます。
どんどん他のメーカーも真似をして欲しいところです。
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