サムスン初のフォルダブル・スマートフォン、と言えば昨年9月にリリースされたGalaxy Fold。
そして8月頃にはその後継機、Galaxy Fold 2 (仮称)がリリースされることがほぼ確実となっています。
そんな中、このGalaxy Foldの廉価版、「Galaxy Fold Lite」が存在するというリーク情報がでてきました。
Galaxy Fold Liteのスペックと価格
今回の情報によると、このGalaxy Fold Liteは:
・ストレージは256GB
・カラーはミラーブラックとミラーパープル
・超薄ガラス「UTG(Ultra-Thin Glass)」は採用されない
・2018/19/20モデルのパーツをミックスして使用している
・外側のセカンダリーディスプレイはGalaxy Foldのように大きくなく、おそらくGalaxy Z Flipのような小型スクリーンになる
・グローバル展開される
・4Gモデル(5G非対応)
・SD865搭載
・ボディーはアルミとガラス製
・価格は1099ドル(約11.8万円)
初代Galaxy Foldの発売時の米国価格は約2000ドル、春にリリースされたGalaxy Z Flipは約1400ドルでしたが、今回の情報によるとこのGalaxy Fold LiteはZ Flipよりも安価になる、ということに。
ただ、ちょっと気になる点もあります。
というのもこのGalaxy Fold LiteはSD865を搭載していながら5Gには非対応、とのこと。
ご存知の方も多いとは思いますが、SD865は通信モデムチップが別となっており、通信形態に関わらず、Snapdragon X55というモデムチップが必須。
そしてこのX55は当然5Gにも対応しています。
つまり、SD865搭載機種は少なくともハード的には例外なく5G通信に対応している、ということに。
そのため今のところ、今年発表されたSD865搭載機種で5Gに非対応の機種は存在しないはずです。
ただ、5G通信には別のアンテナコンポーネントも必要なので、これを搭載せずソフト面で5G通信を無効化することはもちろん可能だと思われます。
いずれにせよ、SD865搭載で12万円程度ならGalaxy S20シリーズやXperia 1 IIといった普通のフラッグシップモデルと同程度。
価格面では十分競争できる機種になるのではないでしょうか。
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