次期「Xperia 1.1」の指紋センサー/電源ボタン兼用の謎、光学式採用で特許問題を解決?

先月初めにリークされた2020年版新型Xperia、仮称「Xperia 5 Plus」。

今のところ、同モデルはXperia 1の後継機としてリリースされる可能性が高いと言われており、機種名が「Xperia 5 Plus」になる可能性は極めて低そうです。

一方、この「Xperia 5 Plus」はレンダリング画像を見る限り独立した電源ボタンが搭載されていません

ということはこの「Xperia 5 Plus」は過去のXperiaのように電源ボタンが指紋センサー一体となったタイプになることがほぼ確実。

これについてはネット上でも様々な憶測を呼んでいましたが、今回、この「Xperia 5 Plus」には従来の静電式ではなく新型の光学指紋センサーが搭載される、という情報がでてきました。

新型Xperiaには光学指紋センサーが搭載される。これにより、アップルとの特許問題は解決し、指紋センサー統合型電源ボタンを搭載できるようになる。

Xperiaの指紋センサーの「歴史」についておさらい

ちょっと話がややこしいのですが、上記の投稿を理解するにはXperiaの指紋センサーの歴史をおさらいした方がいいかもしれません。

まず、Xperiaに最初に指紋センサーが搭載されたのはXperia Z5シリーズからで、その頃から側面電源ボタン+指紋センサーが採用。

これはXperia XZ1まで続きましたが、このタイプのXperiaの米国版はすべて指紋センサー自体が無効化されており、電源ボタンとしてしか使用できない仕様、となっていました。

公式には明らかにされていませんが、米国ではアップルが指紋センサー/電源ボタン兼用に関する特許を取得しており、そのため米国「だけ」ではXperiaのこのタイプの指紋センサーを搭載できない、といわれています。

その後、Xperia XZ2~XZ3では指紋センサーが裏面に移動し、電源ボタンとは別に。

↑Xperia XZ3。指紋センサーは裏面に搭載。

そして昨年のXperia 1およびXperia 5では再び指紋センサーが側面に戻ったものの、電源ボタンとは別に搭載されるという仕様になっていました。

↑Xperia 1の側面。指紋センサー下に電源ボタンが搭載。

つまり、これまでの経緯からすると指紋センサー・電源ボタンが兼用のXperiaは非グローバルモデル、よってこのセオリーでいけば「Xperia 5 Plus」は米国を含むグローバル展開されるフラッグシップではなく、日本国内など、(Xperia AceやXperia 8のような)地域限定モデルになるという可能性が指摘されていました。

が、今回の情報によると指紋センサーを静電式→光学式にすることで特許問題に抵触しない、ということに。

ひょっとするとAPPLEの特許が静電式指紋センサーに限ったものだった、ということでしょうか。

なお、ソニーは2018年末に側面搭載タイプの光学式指紋センサーの特許出願をしていることが明らかになっています。

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この次期Xperiaフラッグシップに搭載される新型指紋センサーはこのタイプのものなのかもしれませんね。