
XperiaスマートフォンへのAndroid 11アップデート予定。
ヨーロッパでは先日、ソニーが公式サイト上にアップデート対象機種と提供時期を発表し、Xperia 1 IIが12月中に最初にアップデート予定となっています。
そんなXperia 1 IIですが、今回Android 11を搭載したベンチマークスコアがGeekbench上で発見されました。

「SONY XQ-AT51」は海外版シングルSIMのXperia 1 IIの型番。
ざっと見た限りでは怪しい点はなくおそらく「本物」のベンチマークスコアですが、気になるのはそのスコア。
シングルコアが741、マルチコアが1931ポイントとなっており、これはSnapdragon 865搭載機としてはかなり低い方。
ちなみに以下はこのAndroid 11を搭載したXperia 1 IIとAndroid 10搭載のベンチマークスコアを比較したもの。

Android 10ではマルチコアが3300程度なのに対し、Android 11搭載のXperia 1 IIではかなり低めとなっています。
もちろんまだサンプルサイズが少ないのでたまたまの低スコア、という可能性も。
また、Android 11ベータ版を搭載でまだチューニング中のスコア、という可能性も十分にあります。
ただ、今回ほどの差があるわけではありませんが、すでに正式版Android 11がリリースされているGalaxy S20シリーズでは平均して、Android 10の時よりもスコアが低めになるという現象が確認されている模様。

そういった意味で、ひょっとするとXperiaに限らず、Android 10→Android 11へのアップデートでベンチマークスコアは全体的に下がる、という可能性はありそうです。
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