Xperia XZ3の後継機として注目される2019年版のフラッグシップ新型Xperia。
機種名についてはまだ一部でXperia XZ4では”ない”という噂もはっきりとしませんが、少なくとも搭載チップについてはSnapdragon 8150 (Snapdragon 855)で確定している模様。
そして今回、このSD8150 (msmnile)とファーウェイの最新チップ、Kirin 980を搭載したHuawei P20 Proベンチマーク比較が掲載されていました。
ご覧のように、シングルコアではSD8150の方が7~8%スコアが上ですが、マルチコアでのスコアは誤差の範囲といった感じ。
ちなみに前チップ、SDM845とKirin 970では大体少なくとも2割程度SDM845の方がスコアが上でした。
SDM8150はKirin 980よりも半周近く後にでるチップなので、それでスコアがほぼ互角というのはちょっと意外かも。
まあ、それだけKirin 980が頑張っている、とも言えますが、Kirin 980、というか、このMate 20 Proのスコア内訳ではちょっと気になる点も。
ご覧のようにメモリ処理の遅延がKirin 980の方が大幅に遅くなっているのが分かります。
ご存知のように、ベンチマークテストはCPUだけの性能を比較するものではありません。
そしてこれはRAMもしくはストレージの処理能力なので、CPU性能とは直接は無関係である可能性も高いです。
ただ、これ、逆に言えばKirin 980はここでスコアを大きく落としており、他の部分ではSD8150に勝っている部分も多い、ということに。
つまり、チップ自体の実力としてはSD8155よりもKirin 980の方が上、という可能性もあるということになります。
ただ、このSD8150のベンチマークは初期テスト段階のものっぽいので、実際に製品化された”Xperia XZ4“やGalaxy S10シリーズなどと比較してどうなるのかは不明。
もう少ししてこのSD8150搭載のなんらかの「実機」がでてくるのを待つとしましょう。
コメント
画面がシャープなのかサムスンなのかはたまたLGのママなのかによるけどサムスンディスプレイに855ならXperiaじゃなくても良いと思えてきちゃうね
ただシャープディスプレイもどうなのかって感じだが