Android 11でスリープ時にLINE、Gmail、Twitterなどの通知が来ない・遅れる場合の対処法

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Google最新OSのAndroid 11。

国内でもかなりアップデート済みの機種が増えてきている、という印象ですが、それと比例して細かな不具合・不都合の報告も増加している模様です。

中でも最近よく目にするのが、Android 11へのアップデート後、あるいはその前後から端末がスリープ状態だとLINEやGmail、Twitter、Facebook Messangerといったアプリからの通知が来ない、鳴らない、もしくは通知が遅れる、といった報告。

この手の通知が来ない、遅れると言った問題はAndroid 10以前のOSでも見かける症状ですが、最近は特にAndroid 11を搭載した機種での報告が目立ち、Xperia 1 IIやXperia 5 II、AQUOS sense4シリーズ、Galaxy S20シリーズなど、少なくとも機種依存の問題ではなさそうです。

この問題、Android 11搭載の私の手持ちの機種でも結構頻繁に発生しており、国内外のフォラムなどでの症例などを調べてみたところ、どうやら「3つの設定」で対処可能であることが判明しました。

スリープ時にLINE、Gmail、Twitterなどのアプリ通知が来ない・遅れる場合の対処法

1.アプリを電池の最適化から外す

  • 「設定」→「アプリ」→ メニューの「特別なアクセス」を開く
  • 「電池の最適化」もしくは「バッテリー使用量を最適化」の項目を開く
  • 対象のアプリの「電池の最適化」のトグルをオフ(無効化)にする

2.データセーバーをオフもしくはアプリをデータセーバー対象から外す

データセーバーをオフにする方法:

  • 「設定」→「ネットワークとインターネット」
  • 「データ使用量」→「データセーバー」→トグルをオフに

ただ、同機能を無効化するとバックグラウンドでデータ通信を行うアプリが増えるので、データ消費量が増える可能性があることはご留意ください。

アプリを個別にデータセーバーから対象外にする方法:

端末によって手順や項目表記が多少変わりますが:

  • 「設定」→「ネットワークとインターネット」
  • 「データ使用量」→「データセーバー」→トグルをオンに
  • 下の「データへの無制限アクセス」をタップし、データセーバーの対象外にしたいアプリのトグルをオンに

なお、これはあくまで受け売りの情報ですが、Android 11ではアプリによっては個別にデータセーバーの対象から外していても、なぜか対象になってしまう、というケースがある模様
これがバグなのかは不明ですが、これを避けるためにもとりあえずはデータセーバーそのものをオフにして様子をみてみることをお勧めします。

3.権限のリセット

Android 11では前OSから権限周りの扱いが大幅に変更されており、これが原因で色々な不具合や不都合が発生している模様。
今回の通知についてもこれが関連していると言う指摘がありました。

ただ、正確にはAndroidには「権限をリセット」という項目はないので、実際にはアプリの権限を一度奪い、再付与する、という形になります。

  • 「設定」を開く
  • 「アプリ」もしくは「アプリと通知」 をタップします
  • 対象のアプリを選択。アプリが見つからない場合は [アプリをすべて表示] または [アプリ情報] をタップ
  • 「権限]」をタップ
  • アプリの各権限を一度すべて「許可しない」に設定
  • 端末を再起動
  • 上の手順で対象アプリの権限に再アクセスして権限を再度「許可」に

私の場合、端末をスリープ復帰/ロック解除をすればリアルタイムで通知が来るのですが、スリープしてしばらく(5分くらいでしょうか)すると受信されているはずのメッセージなどの通知音がならない、表示されないといった現象が度々発生していました。

これ、通知が全く来ないのであれば原因の切り分けが比較的簡単なような気もするのですが、通知がきたり来なかったり、遅れたり遅れなかったり、というのが厄介なところ。

上で紹介した設定のどれに効果があるのかははっきりとは分かりません。
(個人的には「権限」が関係しているような気もしますが)

また、これで100%通知が来る、遅延しないとは言い切れませんが、今のところ私の環境では「好調」です。

効果がなければ設定を元に戻せばよいだけなので、お困りの方は是非一度おためしください。

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