最近、iPhoneユーザーを中心に、App Storeからのアプリのアップデートやダウンロードの際の速度が異常に遅い、という報告を頻繁に見かけます。
App Storeのアプリダウンロードが異常に遅い。ダウンロードだけが異常だ。ストレス溜まりまくり。同じ症状の方も結構多いみたいだけど、一体どうなってるの??
— daidai (@_daidai) October 1, 2015
なんかAPP STOREからなんも落とせない、というか異常に遅いんだけど俺だけかな。
— 緋月 (@Cyril_Scarlet) September 29, 2015
なんかApp Store遅いんだけど検索したら同じ事なってる人結構いるなあ
— みなとも (@Minatm0) October 1, 2015
Apple Storeのサーバーが負荷を低減するために一部DNSへのデータ転送速度を制限していることが原因、という指摘もありますが、あくまで推測の域。
はっきりと原因はよく分かっていませんが、症状は8月の中旬くらいから症状の報告が急増していることは確かなようです。
またこの症状、海外でも相当数の報告例があがっているので、おそらく国や地域差でよるものではないようです。
一方、この問題、海外では対処法も紹介されています。
具体的には、DSNS設定をISPのものからパブリックDNSを変更する、というもの。
iPhone本体のDNS設定の変更と、ルーターのDNS設定をする2つの方法があるようですが、変更先DNS候補は同じで、以下が代表的なもの。
・Google DNS – 8.8.8.8, 8.8.4.4
・Level 3 – 209.244.0.3, 209.244.0.4
・OpenDNS – 208.67.222.222, 208.67.220.220
・Comodo Secure DNS – 8.26.56.26, 8.20.247.20
・Norton ConnectSafe – 199.85.126.10, 199.85.127.10
・DNS Advantage – 156.154.70.1, 156.154.71.1
*ここに記載されているDNSは基本的に安全なはずですが、自分で調べた上、あくまで自己責任で使用してください。
iPhone本体のDNS変更は:
1.「設定」アプリ→「Wi-Fi」→DNSを設定したいWi-Fiの接続先(SSID)を選択
2.DNSの欄をタップして、好みのDNSサーバのIPアドレスを入力
注:複数のDNSアドレスを入力する場合はカンマで区切るのを忘れずに
一方、ルーターのDNS変更はルーター設定にアクセスができない場合もあるので、誰でもできるというわけではありません。
また、機種によってやり方が様々ですが、DNS設定は基本的には「基本設定」の中にあることが多いようです。
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