ソニーモバイルの最新モデル、Xperia XZ2。
この最新Xperiaではスペック上には記載されていないAndroid OSアップデートに関する大きな「新機能」が搭載されるようです。
XperiaBlogが伝えたもので、これによるとXperia XZ2シリーズおよびXperia XA2シリーズは A/Bシームレスシステムアップデートに対応するとのこと。
このA/Bシステムアップデート(別名:シームレスアップデート)とは、大まかに言えば、ストレージメモリをAとBという二分割(2つのパーティション)に区切り、バックグラウンドで一方のパーティションにアップデートのダウンロード・インストール。
そしてアップデートファイルに問題がなければ動作するパーティションを入れ替えるというもの。
これにより、OSをアップデート中も端末が使えない時間がほぼゼロになり、OSバージョンアップにかかる時間を大幅に短縮するというものです。
なお、アップデートに問題があった場合は前のバージョンに戻すことも可能なので、OSバージョンアップが原因の致命的な不具合も初期化をせずに回避が可能、ということになります。(個人的にはこれが一番大きなメリットだと思います。)
この機能自体はすでにAndroid 7.0で存在していたのですが、実装している機種はほぼ皆無。
もちろん過去のXperiaでも対応していませんでした。
またAndroid 8.0では、Googleはシームレスアップデートシステムに「ストリーミングアップデート」機能が追加され、デバイスのデータストレージ容量が不十分なケースでも対処可能。
ストリーミングA/Bアップデートでは、一時的なストレージはほとんど必要なく、およそ100KiBの空き容量があればシームレスアップデートが可能とのことです。(仕組みは良く分かっていないので聞かないでください・・・)
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