
サムスンの既存最上位フラッグシップモデル、Galaxy S21 Ultra 5G。
国内でも先月末にドコモが発売し、お世辞にも「売れている」とは言えませんがやはり注目度はかなり高い、という印象です。
一方、このGalaxy S21 Ultraは日本や米国などではSnapdragon 888を搭載、ヨーロッパや韓国などではExynos 2100搭載となっています。
そして今回、このSD888搭載版とExynos2100搭載版とので電池持ちに興味深い違いがあることが判明しました。
以下はDXOMarkが数日前に開始したバッテリー持ち評価のランキング:

まだ、評価を開始したばかりのためか、リストされている機種は限定的です。
そんな中でもバッテリー持ちトップが7000mAhバッテリーを搭載するGalaxy M51であることはまあ当然、といった感じ。
一方、興味深いのはGalaxy S21 Ultraで、以下はSnapdragon 888搭載版とExynos 2100搭載版のバッテリー評価内訳:


総合スコアでは2割以上の差が出ており、電池持ち(Battery Life)では7時間、つまり2割近い差となっています。
また、こちらは大きな違いではありませんが、充電速度についてもSD888の方が速い、という評価になっています。
DXOMarkは最近、オーディオやディスプレイ評価など、カメラ性能以外の評価・ランキングも次々と始めており、今回のバッテリー持ち評価もその一環の模様。
一方、最近は同サイトのカメラ評価に関しては客観性に欠けるなど、批判的な声が増えています。
ただ、今回のようなバッテリー評価については一定の測定方法であえば主観の入り込む余地はないはず。
そういった意味では信頼性は高いのではないかと思います。
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