国産5Gスマートフォン、と言えばMWC2020でソニーモバイルからの発表が期待されているS865搭載の新型Xperia。
ドコモが春に商用サービスを開始する前に発表・リリースされるという噂もありますが、これについてはまだ不明な点が多く不確実な情報。
一方で、数少なくなった純国内メーカー、京セラも5G対応モデルを準備中であることが明らかになりました。
同社は11月28日付けで公式サイト上でCESに初出展することを発表。
以下はその内容の一部抜粋:
いよいよ本格化する通信5G。京セラは、建設現場などで活用されている高耐久スマートフォンを進化させ、新たに「農業・酪農」、「救急医療」、「ホテルサービス」向け「5G高耐久スマートフォン/タブレット」のプロトタイプを展示します。また、5Gの通信手段を持たないさまざまなデバイスを多様なインターフェイスを通じて5Gネットワークにつなぎ、さらにエッジコンピューティングまで提供することで、5Gを導入したい企業をサポートする「5Gコネクティングデバイス」など、京セラが考える5Gソリューションを紹介します。
京セラの「耐久スマートフォン」と言えばなんといってもTORQUEシリーズですが、最新TORQUEのプロトタイプ、ということでしょうか。
同シリーズは結構根強いファンがいるという印象で最近ではauが今年夏モデルとしてTORQUE G04をリリースしています。
ただ、CESでは「発表」ではなくあくまでプロトタイプの「展示」なので具体的な機種名やスペックが明らかになることはないと思われますが、少なくとも同社が積極的に5Gスマートフォンの開発を行っていることは確か。
一方、TORQUE、というか京セラはいままっでハイエンド・モデルをリリースしたことはなく、SD865を搭載する可能性はほぼ皆無ではないかと思います。
ただ、クアルコムはすでに2020年にミッドレンジ向けのSnapdragon 600番台と700番台の新型チップでも5G通信に対応させることを明言しており、もし京セラが来年中に5G通信対応スマートフォンをリリースするとすればこのあたりのチップを搭載することになると思われます。
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