
先日アップルが正式発表をした最新iPhone、iPhone 13シリーズ。
ラインナップは昨年と同じ、iPhone 13 mini、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxの4モデル展開ですが、今回、これら4モデルのうち「Pro」の付かないiPhone 13 miniおよびiPhone 13(ここでは無印モデルと呼ぶことにします)とiPhone 13 Pro/ Pro Maxの間には性能面で大きな違いがあることが明らかになりました。
iPhone 13/13 miniとiPhone 13 Pro/Pro Maxの最大の違いはGPU性能
MacRumorsがGeekbench上で発見したiPhone 13シリーズのベンチマーク比較から明らかになったもので、以下は同サイト上のCPUベンチマーク:


iPhone 14,5はiPhone 13、iPhone 14,3はiPhone 13 Proのものとのことで、iPhone 13 Proの方がマルチコアで200ポイントほどスコアが高くなっています。
ただ、違いとしては数パーセントなので、これは誤差の範囲とも言えます。
一方、GPU性能を比べると:


iPhone 13が10608ポイントなのに対し、iPhone 13 Proは14258ポイント。
つまり、GPU性能においてはiPhone 13 Proの方がiPhone 13よりも4割ほど性能が上、ということになります。
ご存知のようにiPhone 13シリーズにはすべてA15 Bionicチップが搭載されていますが、iPhone 13は4 GPUコアなのに対し、iPhone 13 Proは5 GPUコアを搭載。今回の両者の違いはこのGPUコアの数の違いによるものであるとのこと。
なお、このiPhone 13のGPUベンチマークスコアでも前シリーズのA14チップよりは15%ほど性能はアップしているとのことですが、「無印」と「Pro」でGPU性能に4割の差、というのはちょっと驚き。
このような違いは前シリーズではなかったので、これは新たな「無印」と「Pro」の差別化とも言えそうです。
なお、ベンチマーク上でこれだけ違うと、ゲームなどグラフィック負荷の高い処理では実際の動作にも結構違いが出そうですね。
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