5月に発表されるであろう、ドコモ、au、ソフトバンクの2019年夏モデル新作ラインナップ。
この主力機種の一つとなるであろう、ソニーモバイルのハイエンド新型Xperia、Xperia 1はやはり注目度がかなり高いという印象です。
そして今回、この最新フラッグシップXperiaのベンチマークスコアがGeekbench情報で初めて「確認」されました。
Xperia 1のベンチマークスコア↓
Xperia 1のベンチスコアは過去にもGeekbenchやAntutuのものとされる測定結果が何度か出てきていますが、いずれもスクリーンショットのみで元のサイトでの掲載は確認できず。
よって、フェイクの可能性大きかったのですが、今回のものはGeekbenchサイト上で検索するとちゃんと出てくるスコアなので本物であることは間違いないでしょう。
ただ、気になるのは以前とはかなり異なるそのスコア。
過去のGeekbenchやAntutuのものとされる怪しいベンチ測定結果でXperia 1は同じSDM855搭載機種よりもかなり高めのスコアをだしていましたが、今回はこれが逆に。
一方、まだ3つしか計測結果がないので統計的に誤差が大きい可能性は否めませんが、平均的にスコアがSDM855搭載機種としてはかなり低め。
ちなみに以下は1世代前のチップ、SDM845を搭載したXperia XZ3のベンチスコア↓
平均スコアではXpera 1とXperia XZ3はほとんど変わらない感じ。
一方、同じSDM855搭載のGalaxy S10シリーズやXiaomi MI 9といった機種は安定的に1万ポイントを超えています。(もちろん例外的に低いスコアもあります)
つまり、今回の8000~9000点台のベンチスコアがXperia 1の製品版の平均的なスコアならばライバル機種と比べて1~2割程度ベンチスコア性能は劣る、ということに。
ただ、例えば昨年のPixel 3シリーズはSDM845搭載の他機種と比べてベンチスコアが劣っていましたが、特に実使用での動作が遅いといった報告はありません。
よって、ベンチスコア=体感速度ではなく、場合によってはメモリやバッテリー管理で優れているというケースもある思います。
また、Xperia 1はカメラバグの修正中?とかで、まだメディア向けのレビュー用端末すらリリースされていない模様。
よって、ここでのベンチスコアはまだチューニングが不十分なプロトタイプ段階のもの、という可能性も。
何れにせよ、実機での詳細レポートを待った方が良さそうです。
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