米国やインドなど、一部ですでに発売されている新型Xperia、Xperia XZs。
先日、前モデルのXperia XZとの動作比較やディスプレイの色合いの違いなどについてお伝えしたばかりですが、XZsではXZから機能面で削られた部分もあるようです。
ソニーの公式フォーラムに投稿されていたもので、これによると、Xperia XZsではXZ以前のモデルに搭載されていた「タップして起動」機能が排除されているとのこと。
(取説でも確かにこの機能の記載がありません)
この「タップして起動」はダブルタップでスリープ復帰する機能で、かなり愛用しているユーザーも多いと思われます。
その一方でXperia XZでは発売当初、このダブルタップで起動の反応が非常に悪いという報告があり、アップデート幾分改善はしたものの、依然として反応はいまいちという報告をチラホラ見かけます。
よって、XZsでの「タップして起動」削除はこういったXZでの不評を受けての措置かもしれませんね。
これ、さすがに購入判断のディールブレーカーとまではいかないと思いますが、地味に痛い変更点と言えそうです。
ちなみに同機能の削除は機種依存ではなくAndroid 7.1.1で排除された可能性もありますが、今のところ、Android 7.1.1の「Concept for Xperia」プロジェクトのユーザーからはこの機能がなくなったという報告は挙がっていません。
一方、海外版と国内版で搭載機能が異なることはよくあることなので、ファームウェア依存という可能性も否定はできません。
よって、ドコモやauの国内版Xperia XZsでは搭載されているという可能性もゼロではありませんが、基本的には期待しないほうが良いと思います。
ちなみにこれはまだ確定情報ではありませんが、Xperia XZsでは設定メニューの「ユーザー補助」→「満充電時に音を鳴らす」の機能も削除されているという報告があります。
これについてはそれほど使用しているユーザーはいないと思うので、不便を感じるユーザーは少数だとは思いますが、なぜ機能を削除したのかについてはちょっと気になります。
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