先日リリースされたアップルの最新OS、iOS 11。
一部のアプリが未対応あるいは対応が不十分など、いくつかのトラブルが出てきているようですが、もっとも深刻と思われるのがiOS 11アプデ後にiPhoneあるいはiPadでバッテリー持ちが極端に悪化したという不具合。
この件についてモバイル・セキュリティー・ソフト会社のWanderaが検証し、ある意味非常にショッキングなデータが掲載されていました。
このデータは平均~ヘビーユーザーが使用しているiOS 10/iOS 11搭載のiPhone/iPad5万台から得たバッテリー持ち時間のデータ。
ご覧のようにiOS10では250分近く持っていた電池が、iOS 11では100分以下になっています。
つまり、iOS 10→iOS 11へのアップデートでiPhoneやiPadのバッテリー持ちは半分以下に、ということになります。
iOS 11アップデート後のバッテリー異常消費問題については先日、当サイトでもお伝えしたばかりですが、これはあくまで口コミベースの評価。
一方、今回は5万人のユーザーから集めたデータからのバッテリー持ち時間なので、統計的には確実なものだと思われます。
もちろん、まだiOS 11はリリースされて数日で、まだ現在進行形でユーザー数が増えている段階。
なので、データの再インデックスなどがバッテリー消費の一因になっている部分はあるとは思います。
ただ、それにしてもOSアップデートによりバッテリー消費速度が倍以上になる、というのはたとえ一時的であっても困りますね。
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