
サムスンの次世代フラッグシップ、Galaxy S22シリーズの一部の国・地域向けに搭載されるExynos 2200。
同チップについて有名リーカーより一歩踏み込んだ詳細情報がリークされていました。

これによると、Exynos 2200の8つのコアの動作周波数は:
CPU:
1× Cortex-X2 @ 2.9GHz
3 × 2.8GHz
4 × 2.2GHz
GPU:
AMD GPU 1250MHz
一方、今年のGalaxy S21シリーズに搭載のExynos 2100はというと:
CPU
1x Cortex-X1 @ 2.91GHz
3x Cortex-A78 @ 2.81GHz
4x Cortex-A55 @ 2.20GHz
GPU
Mali G78MP14 @ 854 MHz
そして以下はクアルコムのSnapdragon 888:
CPU
1x Cortex-X1 @ 2.84GHz
3x Cortex-A78 @ 2.42GHz
4x Cortex-A55 @ 1.80GHz
GPU
Adreno 660 @ 840MHz 1x Cortex-X1
この情報によると、Exynos 2200はExynos 2100と比べてCPUに関してはプライマリーコアもセカンダリーコアも若干周波数が落ち、サードコアのみが周波数が高くなっています。
クロックスピードは実際の動作速度どころか、ベンチマークスコアとも比例しないことが良くなるので、これだけで判断することはできません。
ただ、Exynos 2200はExynos 2100と比べてCPUの性能ではそれほど大きな性能アップは期待できない、ということに。
一方、GPUに関してはかなり大きな進化をしそう。
Exynos 2200のGPU周波数はExynos 2100やSnapdragon 888と比べても約1.5倍になっています。
よって、同チップセットのグラフィック処理についてはかなり高速化、スムーズになることが期待できそうです。
なお、このGalaxy S22シリーズでは国・地域ごとでほぼパターン化していたSnapdragon/Exynos版の分配が変わると祝われており、日本の国内キャリア版もSnapdragon 898ではなくExynos 2200が搭載される、という噂もあります。
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