
海外の一部の国で採用されている「夏時間(サマータイム)」。
太陽が出ている時間帯を有効に利用する目的で、標準時を1時間進める制度で、米国では3月14日、日曜の午前2~3時からこの夏時間が始まりました。
ところが、米国のPixelユーザーでこの夏時間入りにちょっとしたトラブルが発生していた模様です。
通常、スマートフォンの時間は自動で合わされるので、夏時間入りもしくは夏時間の終わりにも手動で調整する必要はありません。
ところが、今年はどういうわけかPixelスマートフォン「だけ」が自動で時計が1時間進まず、そのままの状態になってしまったとのこと。
海外掲示板、Redditなどでは複数の報告が上がっており、Pixel 5、Pixel 4、Pixel 4a、Pixel 3など、どうやらPixel全モデルで発生したようです。
一方、時間は一度再起動をすることで正常に戻るとのことなので、バグとしてはマイナーなものの模様。
ただ、ユーザーの中にはこの「時計バグ」のため、アラームが鳴らず予約していた新型コロナワクチンの接種に遅れそうになった、という危機一髪のケースも。
一方、米国では夏時間の採用・非採用は州ごとに異なるようで、夏時間を採用しておらず本来ならば時間を進める必要のないアリゾナ州では逆に勝手に1時間時計が進められてしまったという事例も報告されています。
進められなければいけない時計が進まず、進めていけない時計が進んでしまう、という両方のケースがあることかるすると、端末が位置情報をちゃんと把握していなかったことが原因なのかもしれませんね。
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