
1月14日に正式発表となるサムスンの次期Galaxyフラッグシップ、Galaxy S21シリーズ。
同シリーズには国・地域によってクアルコムのSnapdragon 888を搭載したバージョンとサムスンの自社製チップ、Exynos 2100を搭載したバージョンが展開されます。
両チップを搭載したGalaxy S21シリーズは過去にすでにベンチマークスコアが発見されていますが、今回、Exynos2100を搭載したGalaxy S21+やS21 Ultraの新たなスコアが複数発見。
以前よりも大幅にスコアがアップしていることが判明しました。

これは12月19日付のGalaxy S21+のGeekbenchにおけるベンチマークスコア。
シングルコアは1089ポイント、マルチコアは3617ポイントなっています。
ちなみに以下はこれまでに発見されているExynos 2100搭載版Galaxy S21シリーズのベンチマークスコア一覧。

最初にExynos 2100搭載Galaxy s21のベンチマークスコアが発見された12月15日から徐々にスコアがアップしています。
そして以下はこれまでに見つかっているSnapdragon 888搭載版Galaxy S21シリーズのベンチマークスコア。

こちらは最後の測定結果が12月13日と多少古いですが、平均スコアは3200前後。中には200ポイント台とSD865以下のものも複数あります。
つまり、現時点ではExynos 2100搭載のGalaxy S21シリーズのベンチマークスコアはSnapdragon 888搭載版よりも高い、ということに。
ただ、先日のクアルコムの公式発表ではSnapdragon 888のGeekbenchにおける「公式」ベンチマークスコアは3800近くとなっています。
よって、SD888搭載版のGalaxy S21シリーズのスコアも今後チューニングが進むにつれて上昇する可能性は十分にあると思われます。
ただ、今回のGalaxy S21シリーズでは少なくとも過去数世代のSnadraon 800番台搭載版とExynos搭載版のようにベンチスコアで何割もの大きな性能差がある、という事はなさそうです。
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