明後日、20日の発売を控えた2019年版の新型iPhone、iPhone 11シリーズ。
iPhone 11 Proおよび11 Pro Maxの搭載メモリが4GB RAMなのか6GB RAMなのか、という点がまだ確定せず、ちょっとした混乱をきたしているようです。
海外の一部キャリアや小売店のスペックシート上ではiPhone 11が4GB、iPhone 11 Pro/11 Pro Maxが6GB RAMとなっている一方で、AntutuやGeekbenchといったベンチマークスコアの測定結果では3モデルとも4GB RAM、とでており、これが混乱の元となっている模様。
そんな中、今度は中国の認証機関、TENAAからの情報としてこのiPhone 11シリーズはすべて4GB RAM、という情報がでてきました。
また、今回の情報から当初いくつかのソースに記載されていたバッテリー容量についても間違っている可能性がでてきました。
これまでの情報との相違点をまとめると:
中国の認証機関TENAAからの情報
iPhone 11: 3110mAhバッテリー、4GB RAM
iPhone 11 Pro: 3046mAhバッテリー、4GB RAM
iPhone 11 Pro Max: 3969mAhバッテリー、4GB RAM
一方、最初にでてきたスペック情報では:
iPhone11: 3110mAh 4GB RAM
iPhone11 Pro: 3190mAhバッテリー、6GB RAM
Phone11 Pro Max: 3500mAhバッテリー、6GB RAM
つまり、メモリについてはiPhone 11 Pro/Pro Maxが当初より低いスペックとなっています。また、バッテリー容量はiPhone 11は両者一致、iPhone 11 ProはTENAAの方が低くなっていますが、iPhone 11 Pro Maxについては当初より500mAh近くも容量が大きくなっています。
これらの情報はOnleaks氏および9TO5Macからのものですが、非常に気になるのがなぜか搭載OSがiOS 11となっている、という点。
TENAAは一応政府機関なので今までの中では一番信頼性が高いとも言えますが、ひょっとするとこの認証通過をした端末自体が試作機・プロトタイプで、その後に一部スペックが変更されたという可能性もあります。
ますます混迷を極めるiPhone 11のスペック情報、やはり真相は明後日の発売まで待つしかなさそうですね。
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