今月末のMWC 2018で発表される可能性が高まっている2018年版Xperiaのフラッグシップモデル。
ここ1~2ヶ月でかなり情報が増え、当サイトでもかなり信憑性の高い情報から噂レベルの情報まで紹介しており、自分自身でも一度整理をしないと混乱気味。
というわけで、今回は独断と偏見でそれぞれの情報を信憑性の高さ順に分けてまとめたいと思います。
当たり前のことですが、ここでご紹介する情報にソニーモバイルからの「公式」な情報はありません。
ただ、極めて「公式」に近い情報もあり、これについては公式同様と扱って紹介します。
2018年版Xperiaフラグシップ、信憑性90~100%の確実情報
2018年版Xperiaハイエンドは少なくとも3モデル「開発中」
昨年末にソニーのUaprof上のコードで、H81XX、H82XX、H83XXの3モデルの存在が発見されました。
”H”は2018年モデル、”8”はハイエンドを意味します。
もちろん、ここで掲載されたモデルが確実に発売されるとは限らないので、100%リリースが約束されているとはまだ言えません。
ただ、H81XX、H82XX、H83XXの3モデルが少なくとも開発中、あるいはプロトタイプとして存在している(もしくは”していた”)ことは100%事実です。
H81XXは4Kディスプレイ搭載
上の3モデルのうち、H81XXは4Kディスプレイを搭載していることが確認できています。
よって、同モデルに関してはZ5 PremiumやXZ Premiumの後継機的なポジションになると思われます←コレは推測です。
ちなみに残りのH82XXおよびH3XXはFHD(1920×1080)スクリーン搭載です。
H82XXはSnapdragon 845搭載、4GB RAM
H82XXの1つ、H8266のベンチマークスコアは12月にGeekbench上で確認されており、Snapdragon 845を搭載しています。
ここ最近、フェイクと疑われるベンチマーク画像(スクリーンショット)も多いのですが、これに関しては現在でもGeekbench上で確認が可能なので、少なくともソース自体は存在します。
もちろん、元の端末自体が「偽装」されている可能性もゼロではありませんが、私が詳しい知人に聞いた限りでは内部の人間でない限り、CPUまで偽装するのは結構難しいとのこと。
よって、9割方は「本物」のベンチマーク情報とみて問題ないと思います。
次期Xperiaフラッグシップのカラバリと価格
有名リーカーのRoland Quandt氏からの情報で、これによると次期Xperiaフラッグシップのカラーバリエーションは「リキッドシルバー」、「リキッドブラック」、「ダークグリーン」が用意されるとのこと。
また、価格については699ユーロ(約9.44万円)以下になるとのことです。
私が知っている限り、このリーカーがいい加減な情報を流したことはなく、非常に信憑性の高い情報のみをリークしています。
色の名称については英語以外からの翻訳なので不確実な部分もありますが、Xperia XZ Premiumのクロームに似たシルバー系のカラー、そして光沢のあるブラック、そして深めのグリーンの3色がリリースされることは確実だと思われます。
新型Xperiaのサイズ、スクリーン比率などFCC情報
先日米国FCCの認証サイトに掲載されていた情報から判明したもの。おそらく今までの確実な情報としては最も具体的なものではないでしょうか。
ここから分かった情報としては:
・端末サイズは152.79mm、横幅が72.42mm
・ディスプレイサイズは5.7インチ
・スクリーン対ボディー比率は80%以上
・左右ベゼルは1ミリ以下
・上下ベゼルは同じ幅だとするとそれぞれ1.3cm程度
・SIMカード/microSDカードのスロットは端末上部側面に配置
・3.5mmイヤフォンジャックは廃止
これらはFCC上の情報なので今後ソニー側で仕様変更がない限り公式情報と同等とみて差し支えないと思います。
ただ問題はこの端末がどういう機種なのか?という点。
サイズやベゼルの細さ、そして好き嫌いは別として、イヤフォンジャックが廃止されるという「新仕様」からフラッグシップである可能性は極めて高いと思われます。
ただ、このFCC上に掲載されたモデルが上記のH81XX~H83XXに該当するという具体的な証拠はありません。
また、型番も詳細スペックも不明なので、ハイエンドもしくはフラッグシップに該当する機種という確実な情報もありません。
よって、この端末の仕様情報自体は確実なものですが、次期フラッグシップに該当するかどうかについては80%~90%といったところです。
世界初4K OLEDディスプレイを採用
先日、ソニーモバイルが間もなく世界初の4K有機ELを搭載したXperiaを「間もなく」リリースする、と明言しました。
ただ問題はこの4K OLEDを採用したXperiaが今年のどの時点でリリースされるか、という点。先の4Kスクリーン搭載モデル、H81XXという可能性もありますが、別機種である可能性も。
また、正直MWC 2018で発表されるフラッグシップではちょっと時間的に無理があるようにも思えます。
ただ「間もなく」とのことなので、おそらく今年中だと思われます。
2018年版Xperiaフラッグシップ、信憑性80%~の情報
2018年版Xperiaでは新ネーミングルール採用
昨年の秋くらいに出てきたESATO上からの情報。2018年版Xperiaは新デザインとともに、今までのアルファベット(ZやXZなど)の組み合わせではなく、昔のXperia Arcのような名称になるという情報。
ただ、ご存知のように2018年版Xperiaでもすでに公式発表されたXA2やXA2 Ultra、L2などは昨年までのパターンを引き継いでおり、全ての2018年版Xperiaでネーミングルールが変更されるわけではないことはすでに実証されています。
なので、現時点ではXZシリーズはXZ2シリーズに続き、別ラインナップとして新名称のモデルが登場する可能性もあります。
新型Xperiaフラッグシップの機種名には「Pro」が付く
これもESATO上で情報の信憑性に定評のあるユーザーからのもので、今年リリースのXperiaフラッグシップには”Pro”が機種名に付くとのこと。
これを受けてかXperia XZ ProやXperia XZ1 Pro、Pro-Aなど、「Pro」を冠したベンチマーク・スクリーンショットなどが多数出回っています。
ただ、これらについてはソースでの掲載が確認されていないので鵜呑みにはしない方が良いと思います。
端末上下部分がアーチ状にカーブ
次期XperiaはXperia PlayやXperia Arcのように端末上下が湾曲したデザインになる、という情報。
ただ、すでに発表されたXA2やXA2 Ultraも端末上下が緩くカーブしており、アート状とはこれらの機種のことでフラッグシップはまた別のデザインである可能性も否定できません。
まとめ:
今のところ、新型Xperiaフラッグシップで信憑性の高い情報はこんなところです。
ただ、今後新たな情報が入ったり、なにか信頼できる修正情報が入りましたら記事を更新します。
コメント
Xperia XA2のUnboxが楽しみ。Expansysが販売を始めました、価格も気に成りますが、4万5000円に成りそうです。ただ厚みが。。。GSMarenaのバッテリー評価が待ち遠し。