前書き:
SD855の間違いではありません、SD865です。
中国のスマートフォンメーカー、ZTEが2020年の新型フラッグシップモデル、Axon 10s Pro 5Gを正式発表していました。
プレスリリースやWeibo公式アカウント経由で発表したもので、まだ公式サイト上には掲載されていない模様。
SD865についてはすでにいくつかのメーカーが次期モデルでの搭載を明言しており、そうでなくとも次期XperiaフラッグシップやGalaxy S11シリーズにも同チップが搭載されることは確実。
ただ、SD865を搭載して「正式発表」されたモデルはこれが初めてではないかと思われます。
ZTE Axon 10s Pro 5Gのスペック
まだ詳細なスペックは掲載されていませんが、Weibo公式アカウントからの情報では:
① Qualcomm Snadpragon 865搭載
②SA/NSA 5Gデュアルモード対応
③Wi-Fi 6対応
④デュアルWi-Fiアクセレーション
⑤LPDDR5 RAM
⑥UFS3.0ストレージ
⑦MiMiFavor 10 (Android 10)
⑧Z-Booster2.0 AIエンジン
⑨色:ブラック
⑩厚さ:7.9mm 重量:175g
なお、価格は3000元以下(約4.7万円)になるとのことで、SD865+5G+LPDDR5+UFS3.0で4万円台って、といった感じ。
SD865を搭載で5万円以下、というだけでかなり驚きですが、LPDDR5メモリ+UFS3.0ストレージ搭載でこの価格というのはちょっと信じがたい安さ。
ちなみにLPDDR5を搭載する機種を正式に発表した機種、というのもこのAxon 10s Pro 5Gが初めてではないかと思われます。
これはもちろん中国価格なので低めに設定されている部分はあると思いますが、それでも日本やその他の国・地域で仮に6万円台でリリースされたとしても十分「安い」という感覚があると思います。
もちろん、ディスプレイやカメラなどの仕様にもよりますが、どうやったらこの価格でハイスペック機種を出せるのかが不思議です。
一方、ZTEはファーウェイより前にイラクとの取引?発覚で米政府から一度制裁を受けています。
その頃からでしょうか、国内でのZTE機種の存在感も薄れてきていますが、それでも今年の秋冬にはY!mobileからLibero S10という格安モデルを展開するなど、細々と日本での事業も続けています。
よって、日本では5G元年となる2020年には久々のフラッグシップとしてこのAxon 10s Pro 5Gを展開という可能性もゼロではないと思います。
コメント
安っ!買うわ
中国はさすがだなぁと思わされる。
日本の製品は高いだけで価値がないゴミだし。