13日に予約開始、20日にリリースとなる2019年版新型iPhone、iPhone 11シリーズ。
この最新、前モデルのiPhone XR/XSシリーズと比較していくつかのスペック向上・新機能がありますが、意外と注目されていないのがWiFi周りの進化。
このiPhone 11シリーズはiPhoneとしては初めてWiFi 6こと802.11axに対応した機種です。
iPhone 11の新機能、Wi-Fi 6こと802.11axとは?
WiFi6の正式名は「IEEE 802.11ax」と言います。
いままでWi-Fiの規格として使われてきた「IEEE 802.11 ○○」という規格の延長線上にある規格なのですが、この呼び方がわかりづらかったためか、Wi-FiアライアンスがWi-Fi規格名の呼び方の変更を決定、「Wi-Fi 6」と呼びようになりました。
つまりWiFi6こと802.11axは802.11acの次世代規格、というとらえ方で問題ないと思います。
Wi-Fi 6のメリット:
このWi-Fi 6こと802.11axの前規格からの違いをまとめると:
・通信速度が最大で4倍
・2.4GHz帯、5GHz帯の2バンド対応
・消費電力が少ない→バッテリー持ち向上
・アクセスポイント1つに対する同時接続可能数が増え、WiFiの混雑、混線の原因が減る
私が知っている限り、コンビニなどといった公共のWiFiアクセスポイントでこのWiFi 6/802.11axのところはまだあまりなく、現時点で感じられるメリットというのは少ないと思います。
ただ、あと1~2年もすればWi-Fi 6に対応したクセスポイントも増え、また、家庭用のルーターでも対応したものが普及するはず。
そういった意味でiPhone 11でこのWiFi6が重宝するのは今すぐではありませんが、近い将来に、ということに。
ちなみに国内で販売、あるいは販売予定のAndroid機種でこのWiFi6ことaxに対応しているのは夏モデルのGalaxy S10シリーズ、そして秋冬モデルとしてドコモ&auからリリースが確定しているGalaxy Note 10+のみだと思われます。
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