先日、ドコモとauの2019年版秋冬モデルとしてリリースされた新型ミッドレンジ、AQUOS sense3。
そして12月にauやソフトバンク、楽天モバイルからリリース予定のAQUOS sense3 Plus。
AQUOS sense3を買うべきか、sense3 Plusを待つべきかで迷っているという方も多いのではないでしょうか。
という訳で今回は両者のいくつかの観点からの比較をし、12月まで購入を待つべきか?価格差分の価値があるのか?などを検証してみます。
AQUOS sense3とAQUOS sense 3 Plusのスペックの違い
AQUOS Sense3 | AQUOS Sense3 Plus | |
OS | Android 9 Pie | |
CPU | Snapdragon 630 | Snapdragon 636 |
メモリ | 4GB | 6GB |
ストレージ容量 | 64GB | 64GB / 128GB |
画面 | 5.5インチ IGZO液晶 2160×1080 | 6.0インチ IGZO液晶 2220×1080 |
カメラ | 12MP F2.0 12MP F2.2 | 12MP F1.8 13MP F2.4 |
インカメラ | 8MP F2.2 | |
電池 | 4000mAh | |
寸法 | 147 × 70 × 8.9mm | 160× 75 × 8.7 mm |
重量 | 167g | 175g |
その他 | FeliCa/NFC IPX5 IPX8/IP6X Bluetooth 5 指紋認証 |
”plus”を冠するだけあってsense 3 Plusはsense 3 よりも全体的なスペックが高くなっています。
カメラ周りにも違いはありますが、普段使いのなかで特に気になるのは動作に直接的な影響を与えるであろうCPU、メモリの違いではないでしょうか。
AQUOS sense3とsense 3 Plusのベンチマークスコアの違いは?
Snapdragon 630搭載のAQUOS sense3のGeekbenchにおけるベンチスコアは平均で1000ポイント強、といったところ。これはドコモ版SH-02Mのものですが、au版SHV45も大差はないはずです。
一方、AQUOS sense3 Plusのベンチマークスコアはまだ端末自体が未発売ということもあり、Geekbench上では発見できていません。
他のSDM636搭載機との比較
ただ、同機種と同じチップ、Snapdragon 636を搭載した機種のベンチマークは以下のような感じ。‘
moto g7 plusのベンチマークスコア↓
Asus Zenfone Max Pro (M1)のベンチマークスコア↓
Asus Zenfone 5のベンチマークスコア↓
マルチコアではSD636搭載機種はSD630よりも2割程度スコアが高くなっており、これがAQUOS sense3とsense 3 Plusの大まかな「性能差」といって良いと思います。
AQUOS sense3 vs sense3 Plusの価格の違いは?
AQUOS sense3の価格
ドコモ AQUOS sense3 | au AQUOS sense3 | UQモバイル AQUOS sense3 |
31,680円 | 36,720円 | 35,640 円 |
AQUOS sense3 Plusの価格
au AQUOS sense3 plus | 楽天モバイル AQUOS sense3 plus | UQモバイル版AQUOS sense3 plus |
46,080円 | 未発表 | 未発表 |
AQUOS sense3はドコモ版とau版、UQモバイル版とで4000~5000円の価格差があるのでこの点は注意が必要。
また、sense3 plusの方はまだau版しか価格がでていませんが、現状で比べるとsense3とsense 3 plusの価格は約1万円~1.5万円といったところです。
AQUOS sense3 vs sense3 Plusのバッテリー持ちの違いは?
電池持ちもスマートフォンの重要な「性能」の一つ。
AQUOS sense3は5.5インチで4000mAh、さらに省エネ性能で定評のあるSD630搭載ということで、その電池持ちは今秋冬モデルではおそらくNo.1。
一方のAQUOS sense3 plusのバッテリー持ちはau公式サイト上でも「測定中」となっています。
ただ、バッテリー容量は無印と同じ、ディスプレイサイズは0.5インチ大きく解像度も若干高くなっています。
また、メモリが6GB RAM (無印は4GB)という点から考えてもAQUOS sense3よりはだいぶバッテリー持ちに関しては落ちるはずです。
(この点については公式データが掲載され次第、更新します)
AQUOS sense3とsense 3 Plusの違いまとめ
・スペックの主な違いは画面サイズ(5.5 vs 6.0インチ)、CPU(SD630 vs SD636)、メモリ (4GB vs 6GB)、カメラなど。
・パフォーマンス(性能)面ではベンチマークスコアにおいて”Plus”の方が2割ほど上
・価格差は1~1.5万円
・電池持ちはほぼ確実にsense3の方が良い
電池持ちが優先、サイズが小さい方が良い、という方は文句なしに無印のAQUOS sense3を選んだ方が良いでしょう。
一方で価格はあまり気にしない、カメラ性能優先、サイズの大きいスクリーンが良い、という方は必然的にsense3 plusということに。
あとはこのスペック差と1~1.5万円という価格差の問題。スペックの違いが価格差以上の価値があると感じる方はPlus、その価値がないと感じる方は無印を選んだ方が無難だと思います。(個人的にはこの価格差は「妥当」だと思います)
コメント
sense3 Plus、ドコモも扱ってくれたら良かったのに
plusはステレオスピーカーです。
音質は期待できるか分かりませんが、androidでステレオスピーカーは希少なので、それだけを目当てに待っています。