スマホのバッテリー消費が速い?電池持ちを簡単に2割ほど向上する方法

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スマートフォン永遠の課題、と言っても過言ではないバッテリー持ち。

一昔前に比べてて技術も安定してきたためか、以前ほど電池の異常な消費量に困っているユーザーはいないようですが、これでも長いに越したことがないのが電池持ち時間。

一方、そのバッテリーを長持ちさせるための方法としては省電力モードやスリープ時のアプリの動作制限など、機種やOSによって機能も様々。

ただ、これらの設定は場合によっては通信制限などによって必要な通知が来なかったり、といった実用性にトラブルが起こるケースもあり、結局あまり活用していない、という声も良く聞きます。

一方、スマホでよほど特殊なことをする方、もしくは一日のうちあまりスマホを触らずほとんどが「待機状態」という使い方でない限り、結局は一番バッテリーを消費するのはなんだかんだ言っても「ディスプレイ」では?

そんな時目にしたのがGoogleが以前Android開発者向けイベントで発表したダークモードにすることによる電力消費の違い。

これはもちろんOLEDに限っての話ではありますが、そのダークモードとノーマルモードでの電池消費量の違いに驚きました。

そんな考えから、頻繁に使うアプリをできる限りでダークモードにすることでどれくらいバッテリー消費が抑えられ、バッテリー持ちにどの程度差が出るか、という実験をしてみました。

アプリをダークモードに設定してバッテリー持ちを向上

ダークモードもしくはナイトモードにしたアプリ:

・LINE

1.「その他」>設定(歯車のアイコン)>「着せ替え」>「マイ着せ替え」
2・「ブラック」を選択(ダウンロードが必要な場合もありますが、着せ替え自体は無料です)

・キーボード(Google日本語入力とGboard)

1.「設定」>「詳細設定」>「言語と文字入力」>変更するキーボード選択
2.「テーマ」>下のスクリーンショットの✓が入ったダークなテーマを選択

ちなみに私は使用していませんがShimejiやATOKIなどにもダークモードもしくはそれに沿うとする機能はあるようです。

・Facebookメッセンジャー

1.ホーム画面の左上の自分のアイコンをタップ
2.アカウント設定画面にある「ダークモード」をオンに

・Googleマップ

1.画面左上のメニュー(横3本線)>設定
2.「ナビの設定」>「カラーパターン」を「夜間」に

これ、要はナビを日中でも「夜間モード」にするということですが、車の運転中はスマホを充電している、という方も多いと思うので、実質的にはあまり効果はないかもしれません。

・Youtube

1.画面右上の自分のアイコンをタップ
2.「設定」>「全般」>「ダークテーマ」をオンに

・Twitter

1.画面左上の自分のアイコンをタップ
2.左下の月のアイコンをタップ

夜間モードを解除したい場合は、もう一度このアイコンをタップすればOKです。

・Chromeブラウザ*

1、ChromeのURL/検索キーワード入力画面に「chrome://flags」と入力
2.画面上部の検索欄に「dark」と入力し検索
3.「Android Chrome UI dark mode」という項目があるので、この項目を有効に
4.Chrome を再起動

変更するとGoogle検索の画面はこんな感じに↓

*ChromeのDark UIはまだ試験中です。何らかの不具合が発生する可能性もあるのであくまで自己責任でお願いします。

この他、Gmailやインスタなどもダークモードにしたかったのですが、これらはまだ同機能が未搭載。ただ、インスタに関しては別のアプリを使ってダークモードにする方法もある模様です。

また、この他にも頻繁に使うアプリがあればダークモードやナイトモードがあるかをチェックしてみるとよいと思います。

ダークモード使用によるバッテリー持ちの違い検証結果

その日の終わり(夜11半ごろ)のバッテリー残量を比較してみました

Xperia 1の場合(Chrome、Gmailヘビーユーザー)

1日目:ダークモードを使用:67%
2日目:標準モード: 52%
3日目:ダークモードを使用:71%
4日目:標準モード:55%

Galaxy S10+の場合(LINEヘビーユーザー)

1日目:ダークモードを使用:77%
2日目:標準モード: 63%
3日目:ダークモードを使用:78%
4日目:標準モード:64%

ご覧のように一日の終わりのバッテリー残量がダークモードを使うことで15%ほど多くなっています

これ、バッテリーの「消費量」で考えると20%ほど減った、という事になると思います。

ちなみにあくまで私のアプリの使用パターンに基づく感覚ですが、一番効果が大きかったのはLINEとChrome、そしてキーボードのダークモードではないかと思います。

もちろん、人によって使い方は様々なので、この結果がそのまますべての方の端末で反映されるとは限りません。

ただ、標準的なスマホの使い方をする方であれば最低でも10%くらいはセーブできるのではないかと思います。

また、これ以外のダークモード使用可能なアプリを重点的に使う方はこれ以上の節電効果が期待できるかもしれません。

どれも簡単な設定で変更できるので、騙されたと思って是非一度お試しください。

注意:冒頭にも書いてありますが、これはOLED搭載スマホが対象、LED搭載機種では効果がないのであしからず。

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著者プロフィール

sumahoinfo.comの管理人、編集者、そしてライターRyoです。
専門知識はありませんが、広く、浅く、読者の方にとって役立つ、そして時にはエキサイティングなスマートフォン関連情報をご提供できるように心がけています。
XperiaからiPhoneまで、数々のスマホを使っていましたが、最近は現在はミッドレンジスマホを中心にメイン機にしています。

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