Googleの最新OS、Android 7.0。
キャリア機種ではドコモ、au、ソフトバンクのXperia XZおよびXperia X Perfromanceに、SIMフリー機種でもhonor 8やMoto G4 Plusなどといったメジャー機種にアップデートが提供され、徐々に7.0が浸透してきていますね。
ただ、一部ではこのAndroid 7.0へのバージョンアップデート後にバッテリー消費が著しく早くなった、電池持ちが悪化したという報告が見られます。
これはメジャーOSアップデート後にはほぼ毎回上がる症状報告で、必ずしもOS自体が原因とは限りません。
ただ、今回のAndroid 7.0アプデ後の特徴としてはAndroid OS、Androidシステム、アイドル状態など、いわゆるスリープ中のバッテリー消費が激しいという点。
一方、OSアプデ後の異常電池消費は8割方初期化で改善しますが、これ当然結構手間がかかります。よって、今回は初期化以外の方法で、個人的に試してみていくつか電池持ち改善に効果があったと感じるものをまとめてみます。
Android 7.0アプデ後に電池の減りが早くなる原因・直し方まとめ
micro SDカードを抜く→フォーマット
SDカード周りの問題でバッテリーが異常消費するというのはAndroidでは以前より非常に多く発生する事象です。
OSアプデ後には一部アプリからのSDカード内へのデータアクセスに不具合が生じていることが多々あります。
よって、まずはこれを疑ったほうが良いと思います。
とりあえず、不便は我慢してmicroSDカードを抜いた状態でしばらく使ってみましょう。
そしてこれでバッテリー持ちが幾分改善されるようならば、理想的なのは一度、画像や音楽など必要なファイルをPCなどにバックアップをし、SDカードを初期化。
その後、再びファイルの再移行をしましょう。
Googleアプリの同期の「詰まり」を改善
OSのアプデが原因なのか、アプリの更新が原因なのか、はたまた開発者サービスなどのシステム系アプリが原因なのかは不明ですが、Googleアプリの同期が何らかの理由で上手くいかず「詰まった」状態になっていることがよくあります。
これが発生していると同期プロセスを繰り返し行おうとしてスリープ中にもバッテリーを喰うようです。
また、この際に使わないアプリの同期はすべてオフにしてしまうというのも一手だと思います。
アプリの設定をリセット
「設定」→「アプリ」→メニュー(縦3つのドット)→「アプリの設定をリセット」をタップ
これはすべての権限を一度すべてリセットすることが目的です。
これは一部アプリが本来必要な権限がないことで「暴走」しているのを解消するという目的もあります。
よって、これを行うと、各アプリを開くごとに権限の許可要求のポップアップが表示されます。
これをメンドクサイと感じる方もいると思うので、その辺は自己判断でおこなってください。
開発者サービスのキャッシュ削除
これはよく知られた正攻法。
「設定」→「アプリ」→「すべて」のタブ→「Google Play開発者サービス」→「ストレージ」→「キャッシュを削除」
ちなみに、キャッシュではなく、「容量を管理」から「データをすべて消去」するという手もありますが、これを行うとGoogleアカウント再設定などが必要になりかなり面倒です。
なので、これは上記の方法をすべて試した上で効果がなかった場合、完全初期化の1つ手前の手段としたほうが良いと思います。
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