iOS 10搭載のiPhoneで謎のアプリ落ち、「画面が真っ暗になりアイコンがぐるぐる」不具合

iOS 10あるいはiOS 10.0.2にアップデートをした複数のiPhoneで突然アプリが落ちて端末が使用不能になるという不具合が大量に発生しているようです。

具体的には何らかのアプリを使用中、突然アプリがクラッシュして画面が真っ暗に。画面の中央では丸いアイコンがぐるぐると回転した状態で一切の操作を受け付けないとのこと。

多くの場合、しばらくするとホーム画面に戻り何事もなかったように操作可能になるようですが、場合

最近iPhone触ってると、途中でアプリ落ちて画面真っ暗になる→センターで丸いのがクルクルした数秒後にロック画面 ていうのがとにかく頻繁に起こるんだけど何が原因なんだろう…

— ミヅキ🐟 (@md_09_k) October 12, 2016

iPhone新しくしたら新しい方が画面真っ暗のままフリーズしてるんだけど…
かれこれ1時間。

— 佐々木 健志 (@takejudo1) October 9, 2016

また、特徴としてはなぜかSiriだけは反応するという報告が多数あるので、システムが完全にハングしているというわけではなさそうです。

この問題はざっと見ただけでiPhone 5s、iPhone 6s、iPhone 7、iPhone 7 Plusでの発生報告があるので、機種依存ではなく、ほぼ確実にiOS 10あるいはiOS 10.0.2が原因の不具合だと思われます。

また、海外のアップル公式フォーラム上でも6ページに渡ってこのクラッシュ報告があるので、、発生範囲はかなり広い模様。

症状的にはメモリ不足が原因っぽいですが、クラッシュといっても電源が完全に落ちるわけでなく、海外では「スプリングボード・クラッシュ」と呼ばれている模様。

なお、アプリ落ちが起きる際のアプリは様々で、Pokemon Goや他のサードパーティーアプリで発生するときもあれば、Mailやフォトといったネイティブ・アプリでも発生するようです。

よって、少なくともアプリ側の不具合が原因ではないと思われます。