サムスンのこれまでの最安5Gモデル、と言えば、国内でもauが取り扱うGalaxy A32 5G。
しかし今回、その下位モデルとなるGalaxy A22が発表。4Gモデルと5Gモデルの2つのバリエーションが明らかになりました。
Galaxy A22 5G

Galaxy A22 (4G)

このGalaxy A22の2モデル、珍しく5Gモデルと4Gモデルでサイズが異なり、5Gモデルは6.6インチ、FHD+、TFT、Infinity-V Displayを搭載なのに対し、4Gモデルは6.4インチ、HD+、Super AMOLED、90Hz、Infinity-U Displayとなっています。
また、サイズと重量も5Gモデルが167.2 x 76.4 x 9.0mmで203gなのに対し、4Gモデルは159.3 x 73.6 x 8.4mmで186gと一回り違いがあります。
カメラも仕様が異なり、5Gモデルは:
メイン:48MP (F1.8)
超広角: 5MP (F2.2)
深度センサー: 2MP (F2.4)
のトリプルカメラなのに対し、4Gモデルは:
メイン: 48MP (F1.8), OIS
超広角: 8MP (F2.2)
深度センサー:: 2MP (F2.4)
マクロ: 2MP (F2.4)
とクアッドカメラ仕様。
CPUについては公式スペック上は記載されていませんが、5GモデルはDimensity 700、4GモデルはHelio G80。両チップの性能差はGeekbench 5.3のマルチコアで前者が1700ポイント程度、後者が1314程度なので3~4割はスコアに違いがあります。
メモリとストレージのオプションは5Gモデルが:
4GB RAM + 64GB
4GB / 6GB / 8GB RAM + 128GB
4Gモデルが:
4GB RAM + 64GB
4GB / 6GB RAM + 128GB
となっています。
カラーバリエーションについては5Gモデルが:
Gray
White
Mint
Violet
4Gモデルが:
Black
White
Mint
Violet
なお、バッテリー周りは同一で、容量は5000mAh、充電速度は15Wとなっています。
一方、一部のユーザーにとっては大きな違いとなるのがmicroSDカードスロットの有無。
Galaxy A22の5G版はmicroSD対応ですが、4Gは非対応となっています。
価格は5G版の4GB RAM + 64GBが230ユーロとのことです。
ちなみにこのGalaxy A22はとりあえずヨーロッパで7月からリリースとなる模様。
国内でのリリースは未定ですが、昨年のGalaxy A21が結構な人気機種だったことからすると、このA22も日本で発売される可能性は高いと思われます。
ただ、それが4Gモデルとなるのか5Gモデルとなるのか、あるいは両モデルとなるのかは気になるところです。
コメント