
米政府による制裁措置によりファーウェイ製スマートフォンにAndroid OSが搭載不可、いわゆる「Googleなし」となってから早2年近くが経ちます。
制裁が発動されてからもしばらくは粘っていたファーウェイですが、本日とうとう独自OS「HarmonyOS 2.0」を発表します。
そして今回、正式発表前にこの「HarmonyOS」へアップデートされる機種のリストが判明した模様です。

その数、なんと合計100機種。
タブレットも入れての数ですが、ものすごいモデル数です。
そしてとりあえず、本日6月2日からアップデート提供が開始されるのが以下のモデル:
Mate40 Pro
Mate40 Pro+
Mate40 RS
Mate40
Mate40E
Mate X2
P40
P40 4G
P40 Pro
P40 Pro+
Mate 30 Pro
Mate 30 Pro 5G
Mate 30E Pro 5G
Mate 30 RS
Mate 30
Mate 30 5G
MatePad Pro
MatePad Pro 5G
Mate Xs
そして以下は2021年第3四半期にアップデートが提供されるのは:
Mate 20
Mate 20 Pro
Mate 20 RS
nova 7 SE
nova 7 SE 5G Youth
nova 8 5G
nova 8 Pro 5G
nova 8 Pro 4G
nova 8 SE
nova 7 5G
nova 7 Pro 5G
nova 6
nova 6 5G
nova 6 SE
MatePad 10.8
MatePad 10.4
MatePad 5G
数が多すぎて混乱してしまいますが、一番分かりやすいフラッグシップ、Huawei Mateシリーズの場合、2016年にリリースされたMate 9シリーズまでもが「アップデート」対象となっていることが分かります。
今回のHarmonyOS 2.0がどのAndroid OSバージョンに相当するのかは分かりませんが、Androidスマートフォンで5年間のOSアップデートが提供された機種、というのは過去にないはず。
そういった意味では、もともとGoogleアプリ、サービスの使えなかった中国のHuaweiユーザーにとってはこのHarmonyOSへの移行は歓迎するべきことなのかもしれませんね。
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