
例年通りならば2月末に発表、そして5月~6月にリリースされるはずの次期Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 III。
クアルコムのSnapdragon 888搭載は既定路線として、それ以外のスペックについてはまだ不確実な情報ばかりといった感じです。
そんな中、この新型Xperiaの仕様についてちょっと謎を呼びそうな新たな情報がでてきました。

これによると、Xperia 1 IIIのディスプレイはXperia 1 IIと同じサイズ(6.5インチ)で画面解像度も同じ(1644 x 3840)になるとのこと。
ただ、画面のリフレッシュレートはアップするとのことです。
Xperia 1 IIIはQHD+以下で90Hz以上をサポート?
Xperia 1 IIのディスプレイには90Hz「相当」の残像低減技術が採用されていますが、あくまで実際のリフレッシュレートは60Hzです。
よって、Xperia 1 IIIのリフレッシュレートはこれ以上、つまり90Hz以上になるということになります。
ただ、Snapdragon 888の公式スペックを見る限り、同チップが4K画面でサポートできるのは60Hzがマックスのはず。

よって、ハードウェア的にXperia 1 IIIが4K表示で90Hz以上のリフレッシュレートに対応するのは不可能なはず。
ただ、SD888はQHD+ならば最大で144Hzのリフレッシュレートまで対応しています。
Xperia 1やXperia 1 IIでもディスプレイは特定のコンテンツを表示するとき以外は解像度がFHD+になる仕様なので、Xperia 1 IIIでも90Hzや120Hz表示の際は解像度をFHD+やQHD+に落として表示、という可能性はありそうです。
メモリとストレージは同じでも処理速度は高速に?
また、今回の情報によるとXperia 1 IIIに搭載されるメモリおよびストレージは前モデルと「同じ」とのこと。
これはおそらくメモリサイズやストレージ容量を際していると思われますが、「速くなる」というのはどういうことでしょう。
現在のところ、RAMの最新・最高化規格はLPDDR5、ストレージはUFS3.1となっており、これはすでにXperia 1 IIでも採用されています。
よって、規格面では進化の仕様はないはず。

ただ、昨日発表されたXiaomi Mi 11などは詳細は不明ですが同じLPDDR5搭載でもマイクロン製のより処理速度の速いメモリを搭載している模様。
よって、Xperia 1 IIIについても同規格ながら性能がアップグレードされたメモリやストレージを搭載、という可能性はありそうです。
なお、ご存知の方も多いと思いますが、今回の投稿者からの情報は不正確なものも多く、お世辞にも信頼性が高いとは言えません。
ただ、最近では同氏はソニーのアップデート・サーバーからSD888およびSD690搭載の未発表Xperiaをいち早く発見するなど、確実な情報も提供しているのも事実。
よって、今回の情報についてもひょっとすると正確、という可能性もあります。
コメント
ぶっちゃけ4K表示対応がウリの1シリーズが、リフレッシュレートのせいでフルHD+固定になるとかもはや5シリーズで充分やろってなる