サムスンのインハウスチップ、Exynos。
Galaxy S20シリーズでもヨーロッパ版など一部の国・地域ではこのExynos搭載モデルが展開されています。
一方、ここ数世代のExynosチップはクアルコムのSnapdragon 8XXシリーズと比べてパフォーマンスやバッテリー消費量で劣ると言われており、サムスンもExynosの開発スケールを今後縮小するという噂も。
そんな中、意外な「メーカー」が今後このExynosチップを採用する可能性がでてきました。
SAMMOBILEが伝えたもので、サムスンは現在、Google向けにExynosカスタムチップを開発中、とのこと。
このチップはSamsungの5nm LPEプロセスという方法で製造。オクタコアで2 x Cortex-A78、2 x Cortex-A76、4 x Cortex-A55というコア構成。
GPUはARMの未発表チップ、 Mali MP20が採用されるとのことです。
このチップが具体的にどういったGoogle端末に採用されるのかは現状では不明。
しかし、SAMMOBILEによると次世代Pixelに搭載される可能性もある模様。
If this report turns out to be true, there is a possibility of Google using the upcoming chipset in its future Pixel smartphones (mid-range models first?)
そういえば、先日、GoogleやLGがクアルコムの最新ハイエンド向けチップ、Snapdragon 865が「高すぎる」という理由で今後はミッドレンジのSD765/765Gを採用予定という情報がありました。
そして実際、秋ごろリリースされるであろう新型Pixel、Pixel 5もSD865ではなくSD765を搭載することがほぼ確実となっています。
よって、少なくともこのExynosチップが2020年版の新型Pixelに搭載、という可能性はほぼゼロだと思われますが、来年以降のPixelについては十分可能性がありそうです。
おすすめ記事:
XperiaのAndroid 11アプデ予定はXperia 1 II~Xperia 1まで?XZ3以前のモデルは対象外か
コメント