11月1日にドコモから、11月2日にauからリリースされた(る)シャープ製ミッドレンジモデル、AQUOS sense3。
ご存知の方も多いとは思いますが、このsense3シリーズにはAQUOS sense3 Liteという機種が存在し、すでに楽天モバイルより販売されています。
AQUOS Sense3とAQUOS sense3 Liteのスペック比較・違い
AQUOS sense3 | AQUOS sense3 Lite | |
搭載OS | Android 9.0 | Android 9.0 |
ディスプレイ | 5.5 インチ IGZO 2160 x 1080 FHD+ | 5.5 インチ IGZO 2160 x 1080 FHD+ |
CPU | Snapdragon 630 オクタコア 2.2GHz 1.8GHz | Snapdragon 630 オクタコア 2.2GHz 1.8GHz |
RAM | 4GB RAM | 4GB RAM |
ストレージ容量 | 64GB | 64GB |
外部ストレージ | 最大512GB | 最大512GB |
バッテリー容量 | 4000mAh | 4000mAh |
サイズ | 147 x 70 x 8.9mm | 147 x 70 x 8.9mm |
重量 | 167 g | 166g |
背面カメラ | 12MP 24mm F2.0 (標準) 12MP 18mm F2.2 (広角) | 12MP 24mm F2.0 (標準) |
前面カメラ | 8MP | 5MP |
USB | USB Type-C | USB Type-C |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
防水防塵 | IPX58/IP6X | IPX58/IP6X |
カラー | ライトカッパー シルバーホワイト ブラック ディープピンク(ドコモ) ソフトピンク(au) | シルバーホワイト ライトカッパー ブラック |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
ご覧のように、両者のスペック面での違いは基本的にメインカメラのみ。
AQUOS sense3は12MP(標準)+12MP(広角)のデュアル仕様で、AQUOS sense3 Liteはシングルの12MPセンサー搭載となっています。
微細なスペック差ですが一応「Lite」が示す通り、AQUOS sense3はAQUOS sense3 Liteの上位機種という位置づけのようです。
そして普通ならば上位モデルの価格は下位モデルよりも高いはずです。
ところが、このAQUOS sense3のドコモ版(SH-02M)と楽天モバイルのAQUOS sense3 Liteについては価格が逆転していることが判明しました。
AQUOS Sense3 (ドコモ版)とAQUOS sense3 Liteの価格比較
AQUOS sense3 SH-02M | AQUOS sense3 Lite | |
一括価格(税込) | 31,680円 | 32,800円 |
分割支払金月額 | 880円 (36回) | 1,366円(24回) |
割引プログラム | なし | なし |
上位機種が下位機種より安い!
なんと、ちょっとだけですが「格上」のAQUOS sense3の方がAQUOS sense3 Lite1000円強安くなっています。
ちなみにドコモ版 AQUOS sense3 SH-02Mも楽天版 AQUOS sense3 Liteも端末のみの単体購入が可能で、「縛り」などもありません。
(AQUOS sense3 Liteの場合は「楽天モバイル」からの単体購入はできませんが、楽天モバイル楽天市場店からは購入可能)
先のスペック比較からも機能面ではAQUOS sense3がAQUOS sense3 Liteに劣っている点は一つもありません。
これ、そんなのとっくに知っているわ!という方もいるとは思いますが、私は今日まで知りませんでした・・・
たった1000円の違いではありますが、たとえ同額であってもデュアルカメラとシングルカメラの違いは結構大きいと思います。
実際、11月2日発売のau版 AQUOS sense3 SHV45の一括価格は36,720円となっており、「Lite」よりも約4000円高い価格設定。
スペック差を考えるとある意味これが正常な価格差ではないかと思います。
ドコモ版のAQUOS sense3のデメリット
もちろん、ドコモ版のAQUOS sense3にマイナス面がないわけではありません。
ドコモ版SH-02Mには:
①端末背面にドコモのロゴが入っている
これについては気になる・気にならないで分かれると思います。
ただ、ケースを付けるのであれば関係ないという意見も。
また、楽天版のsense3 Liteも起動時に楽天ロゴが表示されるようで、これも人によってはマイナス点なようです。
②キャリアSIMロックがかかっている
ドコモ版には当然キャリアのSIMロックがかかっています。
SIMロック解除は通常、購入100日後からしかできませんが、対象回線におけるSIMロック解除実績があり、かつ前回のSIMロック解除受付から100日経過した場合は、即日SIMロック解除が可能。
しかもオンラインから手続きをすれば3000円の手数料もかかりません。
まとめ:
SIMロック手続きの手間を惜しまないのであれば、ドコモ版を端末単体で購入して即日SIMロック解除、MVNOで運用という形がお得、ということになります。
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