【要注意】Galaxy S10/Note 10の指紋センサー欠陥はドコモ版やau版でもあり

Galaxy S10シリーズ及びGalaxy Note 10シリーズで発覚した指紋認証センサーのセキュリティー欠陥。

具体的にはこれらの機種で一部のシリコン製の保護シートを貼っていると、登録していない指紋でも認証されてしまい、端末のロック解除が可能になってしまうという問題です。

この一連の指紋認証のセキュリティー問題はすでにサムスンも認知しており、かなり迅速に対応。すでに海外ではアップデートによる修正が始まっています。

一方、この欠陥は当初Exynos搭載の海外版のみで発生しているという情報もありました。

が、今回おそらくそれは間違いで、Snapdragon 855搭載のGalaxy S10/Note 10シリーズでも同様の問題があることが判明しました。

これはドコモ版Galaxy Note 10+向けに提供されたファームウェアアップデートの通知画面。

ドコモ版の一部ですでに修正アップデートの配信が開始されている、ということはSnapdragon 855搭載のドコモ・au版でもセキュリティ欠陥が存在するということに。

となると、対象機種は：

ドコモ版Galaxy

Galaxy S10 SC-03L
Galaxy S10+ SC-04L
Galaxy Note 10+ SC-01M

au版Galaxy

Galaxy S10+ SCV42
Galaxy S10 SCV41
Galaxy Note10＋ SCV45

今のところドコモ版ではGalaxy S10シリーズへのアップデートが提供されているという情報はなく、au版はS10シリーズもNote 10+へも未提供の模様です。

また、サムスン側はこれらの機種ではアップデートをした後にも一度指紋登録を削除して再登録をすることを勧めています。

とりあえず、まだアップデートが提供されていない国内版Galaxy S10/Note 10シリーズをお使いの方は指紋認証によるアンロック自体を無効化するか、登録している指紋を削除するなどをして、顔認証やパスコードによるロック解除を行った方が良いかもしれません。

なお、この指紋認証についてのアップデートはドコモやau経由ではなくGalaxy Membersアプリから配信されるとのこと。

そのため、今のところドコモのサイトなどを確認してもアップデート情報は掲載されていません。