先週、iPhone向けにリリースされた最新iOSバージョン、iOS 13。
アップデート直後は動作がFaceIDの動作改善やアプリの起動が速くなったなど、ポジティブな評価が多かったのですが、日が経つにつれ不具合報告が増加。
中にはかなり深刻なものも出てきており、その一つがApp Store関係の不具合です。
具体的にはiOS 13へのアップデート後からApp Storeへの接続ができず開かない、という症状。
これはLINEなどのサードパーティーアプリで発生しているアプリが開いた直後に強制終了・落ちるというものとは異なり、接続の問題の模様。
これ、iOSアップデート直後によくあるApp Storeへのアクセス急増によるサーバー混雑が原因かとも思ったのですが、どうも違うよう。
というのもTwitter上の報告などを見ている限り、Wi-Fi接続環境からは問題なくApp Storeを開くことができ、開かないのはモバイルデータ通信中のときのみ、とのこと。
また、この症状はドコモ版iPhoneでもau版iPhoneでも報告があり、また海外でも同様の不具合報告が多数上がっており、iTuneストアでも同様の症状が発生しているようです。
よって、少なくともネットワーク関連の不具合ということはなさそうで、iOS 13の何らかの不具合・バグが原因とみて間違いないでしょう。
ただ、データ通信量をセーブするためにWiFiのみでしかアプリのアップデートやダウンロードをしないというユーザーも多いようなので、この不具合に気づいていない、という方もおおいようです。
いずれにせよ、今のところユーザー側でできる改善方法・対処法などはないようなので、今週リリースされるiOS 13.1アップデートので修正待ち、といったところでしょうか。
モバイルデータだとApp Storeに接続できない問題の対処法
今のところ、この問題に対する恒久的な改善方法はなく、根本的な解決はアップデートによる修正を待つしかなさそう。
また、残念ながら昨晩リリースされたiOS 13.1でも不具合は解消されていません。
ただこの症状、どうやらモバイルデータ通信だと絶対にApp Storeを開けない、という訳ではない模様で、App StoreもしくはiTunes Storeを開いた状態で機内モードをオン→オフにすると接続可能になる、とのことです。
コメント
今回のアップデートはひどいです。最近、iPhoneをアップデートすると進捗を示すバーがあと少しのところで止まってしまい、完了したのか分からない状態が続いていました。今回はiPadが最悪でした。アップデートが終わって再起動するとアイコンが縮小していて、アクセシビリティの問題かと設定をいじったら、それっきり動かなくなって電源オフもできず。翌日の会議資料が全部入っていたのに開けず、やむなく深夜に大量の資料をプリントアウトする羽目になりました。アイコンの大きさ選択とか要らないし、デフォルトで小さくしないでほしいです。ホームボタンと電源ボタンの同時押しでないと強制終了できないとか、全然、直感的じゃないです。
13.2でも解消されていない感じです
docomo回線で、iOS13.2.2 にて解消されたことを確認しました。
iOS13.2.3でも発生しました。auです。