米政府による禁輸措置でスマートフォン事業が苦境にたされているファーウェイ。
最新のP30シリーズについては一部の大手小売店や直営ストア、MVNOは予定通りリリースするようですが、ドコモのP30 ProやauやY!mobileといったキャリアは発売を見合わせてリル状態。
そして、昨日はこのファーウェイがSDアソシエーションから除名され、このままだとこれにより今後リリースされる機種からはmicroSDカードスロットを搭載できない可能性が高い、という件についてお伝えしました。
さらに今回、これに追い打ちをかけるようなニュースがでてきました。
ドイツのメディア、WinFutureが伝えたもので、今度はファーウェイがWiFiアライアンスから除名された、というもの。
WiFiアライアンスとは無線LAN製品の普及促進を図ることを目的とした業界団体で、主に相互接続性試験方法の策定、製品の認証、およびWi-Fiブランドの普及に向けたプロモーション活動などをしています。(Wikipediaより)
一方、SDアソシエーションと異なり、同団体に所属しないからといったWiFi機能を搭載した機器が販売できない、というわけではない模様。
ただ、今後は同団体が取り仕切る新規格などの策定に参加できなくなる、ということのようです。
また、ファーウェイはUSB規格などを取り仕切るJEDEC(半導体技術協会)の会員リストからも外れた模様。
ただ、こちらの方は同社が「自主的」に脱退したとのことで、WiFiアライアンス同様にUSB規格が使えなくなる、というわけはないようです。
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