この問題、当初はXperia XZ1とXZ1 Compactで報告がでていたので、最新XperiaあるいはAndroid 8.0起因の問題かと思い、こちらのXperia+Android 8.0の不具合まとめでも紹介しました。
が、どうもこのバグはOSあるいは機種依存ではない模様。
というのもこの不具合、海外ではOnePlus 5やEssential PhoneといったAndroid 7.0搭載のモデルやAndroid 8.1搭載のPixelでも発生報告があり、ちょっと調べてみたところ、昨年10月前後のセキュリティーパッチが怪しいようです。
ただこの問題、根本的な原因はGoogle Play開発者サービスということが判明しました。
現在、Google Play開発者サービスの最新版はバージョン11.9.51ですが、どうやら一連のスマートロックの項目が表示されない問題はこの開発者サービスのバージョンがバージョン11.9.51あるいはそれ以前のバージョンだと発生するとのこと。
よって、この開発者サービスを現在ベータ版段階の11.9.74にアップデートすることで問題は改善するようです。
(同アプリの最新版へのアップデートで改善されるようです。
ちなみにこの最新バージョンのGoogle Play開発者サービスは先日お伝えしたChromeCast関連でWiFi接続が途切れたり極端に遅くなったり、という問題の修正も含まれています。
よって、スマートロック空白とWiFi周りの両方の問題が発生している場合は、今回のバージョンの開発者サービス・アプデは一石二鳥といったところ。
ただ、このバージョンは現段階でまたベータ版であること、また非公式サイトからダウンロードするAPKファイルなので、アップデートを行なう方は自己責任でお願いします。
(個人的には近日中にリリースされる正式版のアップデートを待ったほうが良いと思います)
それにしてもこの開発者サービス、バッテリー異常消費を引き起こしたり、エラーメッセージを連発したりと、ホント問題児ですね・・・
コメント
Googleはそろそろ「Google Play 開発者サービス」なんていう紛らわしい名前を改めるべきでは。
容量爆食いでシステムにまで悪影響を及ぼすのに、アプリを動かす司令塔的な役割を持ってる憎たらしい存在。
No.等のロックを解除し、再起動後に設定し直しで、顔認証もできるようになりました。
バージョン14.5.74でも発生します。
ご参考までに。