ソニーの最新ハイエンドモデル、Xperia XZ Premium。
国内ではドコモ版SO-04Jとしてリリースされることがほぼ確実となっていますが、同モデルのGeekbenchでのスコアが大量に掲載されていることが発見されました。
上はシングルSIM版のXZP、下はデュアルSIM版のXZPのスコアです。
Xperia XZ Premiumのベンチマークは数週間前にもGeekbench上で発見されていますが、この時点ではまだ2つほどしか計測結果がなく、まだ誤差が大きい可能性がありました。
また、以前スコアはマルチコアが5800程度で6000以上の平均スコアを出している同チップ搭載のGalaxy S8やXiaomi Mi6より若干劣る結果となっていました。
が、今回の結果を見る限りやはり以前のスコアはかなり低めのもので、最近の計測ではご覧のように平均で6300前後のスコアを出しています。
(ちなみにS835で最近発表されたHTC U 11なども平均スコアは6000台前半)
本来は同じCPUチップを搭載している機種は今回のように同じようなスコアになるのはある意味当たり前。
ただ、過去のXperiaフラッグシップでは同じCPUでもXperiaだけ他のライバル機種よりも1~2割平均スコアが低いということがよくありました。
個人的にはこれはメモリがeMMCだったことが主な原因で、今回UFS2.1になったことでようやく同じCPU搭載のハイエンド機種と互角になったといったのでは?と思っています。
もちろん、ベンチマークは一つの指標であり、必ずしも体感性能を反映するとは限りません。
それでも、たとえ数値上の性能であってもようやくXperiaフラッグシップが海外ライバル機種と同等の性能を誇るようになった、というのはうれしいですね。
関連記事:Xperia XZ Premiumの性能比較、AntutuベンチマークスコアではGalaxy S8に大差で敗北
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