来年前半にリリースされると言われている5G通信対応の新型Xperiaモデル。
今のところ、Xperia 1の後継機という位置づけの「プレミアムフラッグシップ」になると言われていますが、搭載チップはクアルコムが12月に正式発表をするSD865を搭載とみて間違いなさそう。
そんな中、有名リーカーのZackbucks氏がこの次世代XperiaのCPUの搭載予定について興味深い情報をリークしていました。
ソニーはSnapdragon 865を2世代のフラッグシップに渡って採用する可能性がある
これ、「2世代」をどう捉えるかによって意味合いが違ってくると思います。
過去Xperiaでは2世代共通チップの事例は多数だが・・・
Xperiaフラッグシップのリリースサイクルは基本的に半年なので、でも同一チップを採用した例は複数あります。
・Xperia Z2 (2014春)とXperia Z3 (2014秋)→Snapdragon 801
・Xperia Z4(2015春夏)とXperia Z5 (2015秋)→Snapdragon 810
・Xperia XZ Premium (2016春)とXperia XZ1 (2016秋)→Snapdragon 835
(これはプレミアムとレギュラーフラッグシップの違いなので厳密には「次世代」ではないかも)
・Xperia XZ2 (2017春)とXperia XZ3 (2017秋)→Snapdragon 845
このパターンからすると2世代共通で同一チップを搭載するというのは今まで通り、ということもできます。
ただ、今年のリリースパターンをみるとちょっと今までとは異なります。
春にXperia 1が発表・リリースされましたが、秋にリリースされたXperia 5はXperia 1の後継機、次世代モデルではなく小型化した「派生機種」という位置づけ。
つまり、世代が変わるリリースサイクルは半年→1年に変更されたという可能性が高そうです。
1年サイクルで2世代のXperiaが同じチップを搭載、となると2020年春に発表・リリースのXperia 1後継機と、2021年にリリースされるであろうその次世代モデルが同じSD865を搭載、という可能性も。
ミッドレンジXperiaでは実践済み
一方、ミッドレンジXperiaではすでにXperia XA2シリーズとXperia 10やXperia 8シリーズで2年間同じSD630を採用するという前例もあります。
ただ、SD875?がリリースされるであろう再来年、2021年の新型XperiaにSD865を搭載となると、これはもうフラッグシップもしくはハイエンドとは呼べないような気も。
そういった意味ではミッドレンジで古めのチップを採用するのとはちょっと違うようにも思えます。
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