ソニーモバイルの既存最新フラッグシップモデル、Xperia 1。
数週間前にDXOMarkでのカメラ評価がリリースされ、91点という新型フラッグシップとしてはかなり不名誉な結果に。
しかし、このXperia1のカメラ評価スコアがDXOMarkの評価方法の変更に伴い”少しだけ”上昇したようです。
ご覧のように総合評価スコアは94ポイントに。
以前のスコアは91位ポイントだったので、3ポイントのアップということになります。
ちなみに内訳の変化は:
新スコア↓
旧スコア↓
この違い、カメラ(静止画)に評価にWide(超広角)とNight(夜間撮影)という2つの項目が加わったためで、その他の内訳スコアは全く変化していません。
一方、これにより他機種と比較した順位もいくつか入れ替わっており、Xperia 1は以前の33位から26位にランクアップ。
ただ、この新しい評価はまだすべての機種が対象となっているわけではなく、機種名の右上に*が付いているものは新基準では未測定。
また、ざっと見た感じ以前からスコアの下がっている機種はないようなので、今後、新測定による評価が行われた機種が増えるにつれ、順位はまた下がる可能性もあります。
ただ、この「超広角」と「夜間」の評価を含めた新評価でもスコアの変化はまちまち。
例えばiPhoen XS MaxやPixel 3などは1ポイントしかアップしておらず、ざっと見た感じではXperia 1の3ポイント上昇というのはこのスコアレンジの機種の中では多い方だと思います。
ちなみに国内では2019年秋冬モデルとしてリリース予定の次期Xperia、Xperia 5は一部機能が省かれている以外、基本的なカメラ仕様はXperia 1と同じ。よって、Android 10へのアップデートなどで大幅な画像処理プロセスなどに変化があれば別ですが、現状ではカメラ評価については少なくともXperia 1より良くなるという事はないと思われます。
コメント
全体的に見て、評価基準に大きな変更はなく、評価項目が増えただけのように見えますね。
Artifactsスコアが悪化しているのだけが気になりますが。