本日、18日から2019年秋冬新作モデル最初の機種としてリリースされるauおよびドコモのGalaxy Note 10+。
一方、新たな規制により端末の大幅な割引ができなくなっており、特に高価なハイエンド機種については実質価格が大幅アップしている、というのはご存知の方も多いとは思います。
それでも少しでも端末を安く買いたい、と思うのは当然のこと。
そんなわけで、今回はau版Galaxy Note 10+の現行割引プログラムと新割引プログラムでの実質価格比較をしてみます。
Galaxy Note 10+ ドコモ版SC-01Mとau版SOV45の一括価格は?
Galaxy Note 10+ SC-01M ドコモ→121,176 円
Galaxy Note 10+ SOV45 au→118,800円
(いずれも税込価格)
ご覧のようにau版Galaxy Note 10+の方が約3000円安くなっています。
au アップグレードプログラムDX → アップグレードプログラム NXで割引額減額
アップグレードプログラムDXでのau Galaxy Note 10+の”実質”価格
現在、auではアップグレードプログラムDX対象機種を48か月の分割購入をした場合、端末返却を条件に2年後に残りの残額が免除される、というプログラムがあります。
Galaxy Note 10+も「いまのところ」は対象なので、購入時にこのアップグレードプログラムDX に加入すれば118,800円/2=59,400円ということに。
ただ、このアップグレードプログラムDXは有料で24か月間、1か月390円のプログラム料が発生します。
そのため、アップグレードプログラムDX利用の場合はこの料金9360円(390×24)を入れた68,760円(59400+9360)が本当の意味でのau版Galaxy Note 10+の実質価格、ということに。
アップグレードプログラムNXでのau Galaxy Note 10+の実質価格
一方、上記の「アップグレードプログラムDX」は10月いっぱいで終了、11月1日からはよく似た名前の「アップグレードプログラムNX」に置き換わります。
このプログラムは36か月の分割購入をした場合、端末返却を条件に2年後に残りの残額が免除される、というプログラム。
つまり、実質価格が一括の2/3になる、ということなので、アップグレードプログラムNXでのau版Galaxy Note 10+の実質価格は118,800円x2/3=79,200円。
まとめると:
アップグレードプログラムDX | アップグレードプログラムNX | |
一括価格 | 118,800円 | |
残額免除額(割引額) | 59,400円 | 39,600円 |
割引後価格 | 59,400円 | 79,200円 |
プログラム料 | 9,360円 | 無料 |
プログラム料込実質価格 | 68,760円 | 79,200円 |
つまり、au版Galaxy Note 10+の場合、プログラム料を入れてもアップグレードプログラムDXの方がアップグレードプログラムNXよりも「金銭的」には10,440円お得、ということになります。
そして、この「金銭的価格」のみを重視するのであればau版Galaxy Note 10+はアップグレードプログラムDXが終了する前の10月中に購入した方がオトク、ということにもなります。
ただし、アップグレードプログラムDXの「縛り」のコストを勘案すべき
アップグレードプログラムDXとNXの違いは期間や免除額、プログラム料の有無だけではありません。
アップグレードプログラムDXの場合、2年後に端末返却(買取)以外にも他のau機種への乗換えが条件となっており、これは事実上の「縛り」。
一方のNXの場合にはこの乗換え条件はありません。
この2年後のau機種への機種変更の「縛り」というコスト、あるいは「縛りがない」というメリットにいくらの金銭的価値があるのか、というのは人それぞれだと思います。
「縛りなし」に上の10,440円という差額以上の金銭的価値があるのであれば、11月以降にアップグレードプログラムNXで購入した方がその人にとっては「得」。
逆に2年後も確実にau機種に乗り換えるので縛りは大した問題(コスト)ではない、という方にとっては単純に金額的に安いアップグレードプログラムDXがお得、という事になります。
ちなみに10月末発売のau版Xperia 5は価格も未発表で、この既存のアップグレードプログラムDXが適用されるのかも不明。
ただ、一括価格が税込みで9万円台というのは確実なので、仮に95,000円だった場合、アップグレードプログラムDX適用時の実質価格は56,860円、NXでは63,333円ということになります。
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