中国のZTEが今後7年間、Qualcommのチップを購入できなくなることが明らかになりました。
米国商務省は3月に、ZTEが対イラン禁輸措置に違反したとして、同社を輸出規制の対象にし指定。
今回の措置はその一環としてロイターが伝えたもので、これによると今後7年間にわたって米国企業がチップセットなどの製品をZTEに販売することが禁止されるとのこと。
となると、米国企業であるクアルコムのチップ、Snapdragonも当然これに含まれることになり、ZTEにとっては大打撃となる可能性があります。
特に今年中にリリースされると噂されているZTEの次期フラッグシップ、AXON 9はSnapdragon 845を搭載することが確実視されていますが、このチップが入手できない、ということはリリースそのものが危うい状況に。
また、ZTEは他のミッドレンジ以下の複数モデルでもQualcomm製のSnapdragonチップセットを採用しており、これらがすべて非スナドラチップの搭載を余儀なくされる、ということになります。
ZTE製スマホは国内でもSIMフリー、キャリア版がそこそこ普及しているので、今後の日本での製品展開にも少なからず影響が出そうですね。
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