ソニーモバイルがXperiaシリーズのAndroid OSのアップデート・ポリシーを明らかにしたようです。
XperiBlogが伝えたもの。
これによると、まず、Android OSのバージョンアップについてはプレミアム・レンジの端末については発売から2年間は提供対象に。
一方、ミッドレンジ機種やエンリーレベル機種に関しては2年以内であってもハードウェア的に十分なユーザーエクスペリエンスを達成できないと判断した場合はアップグレードをしない場合もあるとのことです。
“We aim to support all premium range devices with the latest Android updates for two years after the device has launched. We may choose not to upgrade a mid-range or entry-level device if testing does not meet our exacting standards and we feel the hardware isn’t capable of delivering a stable user experience.
ちょっと気になるのはここで言う「プレミアム・レンジ」という言葉。
これがXperia XZ PremiumやXperia Z5 Premiumといういわゆるプレミアム・シリーズのXperiaを指すのか、それともXZやXZ1といった「フラッグシップ」あるいはハイエンドモデルを指すのかがちょっと分かりません。
ただ、いずれにせよXperiaのハイエンド/フラッグシップとみなされている機種はほとんど2年間、2回のメジャーOSアップデートが提供されています。
また、セキュリティーアップデートについてはこれと言ったルールは内容で、見つかった脆弱性の種類や深刻度によって単独でリリースされることもあれば、ファームウェア更新やOSバージョンアップと同時に提供される事もあるとのこと。
最後に、ここ最近問題となっている脆弱性問題、「メルトダウン」と「スペクター」への対応セキュリティーパッチですが、これが提供される機種は:
Xperia XZ1
Xperia XZ1 Compact
Xperia XZ Premium
Xperia XZs
Xperia XZ
Xperia X Compact
Xperia X
Xperia X Performance
Xperia L2
Xperia L1
Xperia XA2
Xperia XA2 Ultra
Xperia XA1
Xperia XA1 Plus
Xperia XA1 Ultra
発馬から2年以内の機種、といったところでしょうか。
一方、先日の情報どおり、やはりXperia Z5シリーズにはこのセキュリティーパッチは提供されない事が確実になりましたね。
コメント
パッチ対応の端末リストの
Xperia XA1
Xperia XA1 Plus
Xperia XA1 Ultra
発馬から2年以内の機種・・・
となっていますが、『発売』なのでは?