国内版はドコモ、au、ソフトバンクからそれぞれ秋冬モデルのSO-01K、SOV36、701SOとしてリリースされることが確定しているXperia XZ1。
昨日15日に台湾などで先行発売されたXperia XZ1され、製品版と思われるベンチマーク測定結果データもかなり増えてきました。
というわけで、今回はこのXperia XZ1とXperia XZ PremiumのGeekbenchにおけるベンチマーク比較をしてみました。
シングルコア平均値 | シングルコア標準偏差 | マルチコア平均値 | マルチコア標準偏差 | |
Xperia XZ1 | 1,824 | 68 | 6,224 | 377 |
Xperia XZ Premium | 1,877 | 184 | 6,212 | 464 |
いずれも期近の測定結果50回分の平均値をとったもの。
ご存知のようにXZ1もXZ Premiumも搭載チップは同じSnapdragon 835。
シングルコアではXperia XZ Premiumが、マルチコアではXperia XZ1が若干勝っていますが、いずれも僅差なので誤差の範囲といってよいでしょう。
ただ、両者の間で大きく差が出ているのは標準偏差。
標準偏差とは簡単に言うと平均値からの離れ具合を示すもの。いわば、測定毎にどれくらいスコアにバラつきが出るのか、という評価値です。
よって、標準偏差が大きい=環境によってパフォーマンスの上下が激しい、とも言え、逆の場合は安定した性能がでるとも言えます。
ご覧のようにXZ1のシングルコアの標準偏差は68、一方のXZ Premiumのものは184と3倍近くになっています。
マルチコアはシングルコアほどではありませんが、それでも1~2割ほど標準偏差に違いがあります。
つまり、Xperia XZ1とXperia XZ Premiumでは両者の間に処理速度という点では差はないものの、安定性という点ではXZ1の方が勝っている可能性が高い、ということになりますね。
コメント
まあホント、無理して Premium を買わなかったのは正解。
販売してくれなくてありがとう、au。
XZ Premium が悪いというわけじゃない。(でかすぎ、重すぎだけど)
auは1Xperia Z3の時に、1社だけAndroidのバージョンを上げなかったから好きじゃない。
とにかく欲しい時に欲しい機種を買えばいい。
それぞれ好き嫌いがあるということさ・・・