
ドコモが取り扱う新型Xperia、Xperia 1 III SO-51B。
一括価格は15万円以上と、3キャリアの中では最安ですが、それでも「高い」という印象はぬぐえません。
一方、ここ何日かで複数のフリマサイトでXperia 1 III SO-51Bの「SIMフリー版(厳密にはSIMアンロック版?)」を見かけるようになっており、安いものでは新品・未使用品で9.2~9.3万円台。

つまり、キャリアのSIMロック版よりもSIMアンロック版の方が同じ新品で6万円程度も安い、ということになります。
ドコモ版の格安未使用Xperia 1 IIIは要注意!
しかしこの情報、私はTwitter上で知ったのですが、内容を調べるとかなり闇が深そう。
というのはこれらの格安Xperia 1 IIIはほとんどが分割支払い中の△判定のXperia 1 IIIとのこと。
確かにメルカリに掲載されていた商品に関するやり取りを見ると:

また、別の個体で試しに、ドコモのネットワーク利用制限確認サイトに出品されている個体のIMEI(製造番号)を入力してみると:

△判定で、現時点ではネットワーク使用の制限はないものの、これは分割払いである可能性が高いとのこと。
つまり、今後分割支払いが滞ったりすれば、これがXに代わり、回線が使えなくなる「赤ロム」になる可能性があるということに。
ちなみに価格は13万以上と高価ですが、以下のような記述がある「△判定」個体もあります。

よって、問題のなさそうなものもありそうですが、やはりちょっと怖いですね。
ちなみにこの9万円台のSIMフリーSO-51Bの大半は返品返金対応は一切しないとのこと。

つまり今後「赤ロム」認定となっても、一切責任は取らない、ということになります。
一方、仮に今後△→✖になったとしてもドコモ回線やドコモ系MVNOを使わなければ良いのでは?という考え方もありますが、そういうわけにもいかなそう。
というのもドコモ版のXperia 1 IIIはauやソフトバンクの主要LTEバンドに対応しておらず(他キャリア版も同じですが)、仮に問題のないSIMアンロック版であってもドコモ以外の回線で使うのはかなり制限がでる、ということに。
もちろん、逆に今後ドコモ回線が「絶対に使えなくなる」とも断言はできませんが、「6万円安い」とは言ってもそれでも9万円以上の高価なもの。
やはりそのリスクを取るのは危険すぎると言わざるえません。
ソース: skyblue
コメント
そもそもメルカリって規約でNCNR禁止だし、△のスマホの販売も禁止なんだよなぁ…