Xperia Z5シリーズのAndroid 7.0アプデは要注意！バッテリー異常消費などの不具合まとめ

本日、ドコモのXperia Z5 SO-01H、Z5 Compact SO-02H、Z5 Premiuｍ SO-01HやauのXperia Z5 SOV32向けに一斉リリースされたAndroid 7.0アップデート。
（au版は夕方からアプデ可能）

まだリリース後間もないため、これといった人柱報告は挙がってきていませんが、一足先にバージョンアップが提供されている海外版Z5シリーズのユーザー報告を見る限り、色々と不具合がでている模様。

Android 7.0バージョンアップ後にでている不具合まとめ

・バッテリーの異常消費

とくに「アイドル状態」のバッテリー消費が激しく、これはXperia XZやX Performanceでも同様の症状が報告されています。ただ、報告を見ている限り、Z5でのバッテリードレインが一番極端という印象を受けます。

ちなみにXperiaシリーズの7.0アプデ後のバッテリー異常消費の原因については仮想メモリのミスカリブレーションという説もあり、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

・連絡先アプリがフリーズ＆クラッシュ

特定の連絡先を開こうとすると連絡先アプリ自体がフリーズし、エラーメッセージが表示された後に強制終了するというもの。

その連絡先を消して再登録すればとりあえず症状はおさまるようですが、複数の連絡先が原因になっている場合もあるようで、こういったケースでは非常に厄介な不具合のようです。

・通話後に通話アプリがフリーズ

電話での通話後にダイヤル画面がブラックアウト、あるいはフリーズして操作を受け付けなくなるという症状。

海外だとデュアルSIM版での報告が多いので、国内キャリア版で発生するかは不明。

・着信音、通知音の音量が異常に小さい

Xperia Z5シリーズでは1月の最初の7.0アップデートがオーディオ周りの不具合で一旦中断されました。その後、アップデート再開がされ、音楽などの音量は正常に戻ったものの、電話などの着信音やメッセージの通知音については依然として異常に音量が小さいまま改善されていないケースが複数報告されています。

・指紋認証センサーが使えない、消える

指紋認証の認証がされない、というわけではなく、認証機能自体が無効化されるという症状。

それほど報告数が多いわけではありませんが、複数症例がでていることは事実。

ただ、同様の不具合は以前、Xperia X Performanceでも報告例があり、一応の対処法はあるようです。

・システムUI調整ツールのバグ（バッテリー残量%や時計の秒表示）

システムUI調整ツールで設定したバッテリー残量の％表示や時計の秒表示が再起動やシステムUI調整ツール起動でリセットされてしまうというバグ。

詳しくはこちらをご覧ください。

まとめ

特に7.0アップデート後にバッテリーの持ちが極端に悪くなったという報告は公式フォーラムにも10ページ以上にわたってでており、かなり発生範囲が広い模様。

一方、海外版のZ5シリーズ向けAndroid 7.0アップデートと国内版向けのアプデでは提供時期に1ヶ月程度の間が空いているので、その間に国内キャリア版のファームウェアではある程度不具合は修正されている可能性もあります。

よって、上記の不具合がすべてドコモ版とau版のXperia Z5シリーズで発生するとは限りません。

ただ、このXperia Z5シリーズのAndroid 7.0アップデートはすでに提供済みのXZやX Perfromanceよりも不具合報告が多いという印象は拭えません。

なので、心配な方はもう少しアップデートを様子見した方が良いかもしれません。

追記：ちなみに現在（30日11時頃）、アップデート自体が終わらない、進まないという報告が多数ありますが、これはドコモのアップデートサーバー混雑によるものだと思われます。

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