ソニーモバイルが海外では来月リリース、国内でも少なくともドコモの秋冬モデル(2019年冬春新作)として発売されることが確実な次期Xperiaフラッグシップ、Xperia 5。
このXperia 5のバッテリー持ち評価がGSMArena上に掲載されていました。
Xperia 5のバッテリー評価スコアは96hと79hだったXperia 1からは約2割も電池持ちが向上している、ということに。
ちなみにXperia 5のバッテリー容量は3140mAh、Xperia 1は3330mAh。
ご覧のように通話時間では大きな差はありませんが、ウェブブラウジングや動画再生時のバッテリー持ちが3割以上アップしており、やはりこれは6.5インチと6.1インチというディスプレイサイズだけでなく、4KとFHD+という画面解像度も大きく影響しているように思えます。
また、同じCPU搭載のXperia 1だけでなく、Xperia 5と過去のXperiaとの電池持ちを比較しても:
Xperia 5 | 96h |
Xperia 1 | 79h |
Xperia XZ3 | 90h |
Xperia XZ2 | 88h |
Xperia XZ2 Premium | 77h |
Xperia XZ2 Compact | 88h |
Xperia XZ1 | 82h |
Xperia XZ1 Compact | 108h |
Xperia XZ Premium | 72h |
Xperia XZs | 73h |
Xperia XZ | 72h |
Xperia Z5 Premium | 66h |
Xperia Z5 | 48h |
Xperia Z5 Compact | 86h |
ご覧のように、Xperia 5はXperia XZ1 Compactを除く過去のハイエンドXperiaでは最長のバッテリー持ち、少なくともレギュラーフラッグシップとしては文句なしの過去最長となっています。
およびライバル機種との比較では:
Galaxy Note10+ | 107h |
Galaxy Note10 | 92h |
Galaxy S9+ | 86h |
Galaxy S9 | 78h |
Zenfone 6 | 112h |
Huawei P30 Pro | 100h |
Huawei P30 | 83h |
Pixel 3 | 69h |
iPhone XS Max | 79h |
さすがにここではXperia 5がトップクラスとはいきませんが、それでもGalaxy S9シリーズを上回るなど、バッテリー容量の割にはかなり健闘しているといって良いと思います。
スペック面ではこれといったXperia 1からの進化がなくいまいち魅力に欠けるとも言われているこのXperia 5ですが、この「電池持ち」が最大の違い、と言えるかもしれませんね。
このXperia 5、Xperia 1からの変化に乏しいというネガティブな評価も少なくありませんが、意外と「地味な名機」になるような気もします。
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