Android OSには欠かせない「Google Play開発者サービス」。
このバックグラウンドアプリが異常なバッテリー消費を起こしているというケースが増えています。
この問題、開発者サービス自体やOSのアップデート後に度々発生する問題なので、特に珍しい症状ではありませんが、ここ1週間位で急激に報告が増えたという感じがします。
一般的にはこの開発者サービスのアップデートのインストール、キャッシュやデータの削除がトラブルシューティング方法として知られていますが(詳しくはこちらをご覧ください)、これだけでは症状が改善しないというケースが多いのも事実。
そんな中、この症状について調べていた所、一つのパターン?のようなものがある気がしてきました。(確信はありません)
というのも、どうもこの問題は一つのGoogleアカウントを複数端末で使用している場合や、端末を乗り換えの際にGoogleアカウントを旧端末から新端末に移行したというケースで発生することが多い模様。
しかも、それが「ロケーション履歴」の設定と関連しているようで、以下の手順を行うことで、Google Play開発者サービスのバッテリー消費量が劇的に減るようです。
Google Play開発者サービスが異常電池消費をする際の改善法
1.「設定」→「位置情報」→「Googleロケーション履歴」→「このアカウントの他の端末」
2. 「このアカウントの他の端末」に表示されている端末があれば全てオフにする
あくまで仮説ですが、開発者サービスの何らかのバグが原因で、「他の端末」のロケーション履歴の同期にグリッチが生じ、これが異常にバッテリーを消費しているのではないかと思います。
ちなみに一方の端末からもう一方の端末のロケーション履歴を遠隔オン・オフできます。(両方の画面を見ていると、一方のトグルが勝手に動きます)
なお、開発者サービスの暴走は位置情報をオフにすること改善する、とも言われていますが、これを行うと自動的にロケーション履歴もオフになります。
つまり、効果としては同じ、という事になりますが、位置情報自体をオフにすると、位置情報が必要なアプリで不便が生じるという欠点があります。
よって、位置情報をオフにはしたくないが開発者サービスの暴走・バッテリー喰いを止めたい、という方は一度この設定を見直してみることをお勧めします。
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